ほんもんぶつりゅうしゅう
2025年05月03日
東西の寺院で講有上人のご年忌法要勤まる 25世講有日開上人第7回御忌 お徳いただき無事奉修
去る3月1日、2日の両日に亘り、廣宣寺春の御会式「門祖日隆大聖人御開山会」・「佛立第25世講有廣宣寺第5世大僧正日開上人第7回御忌」が厳かに奉修されました。
 1日の夜分6時から寺内奉修にて当山・山内良鷲住職が、2日は10時から佛立第27世講有日覚上人の御親教をいただき、阪神布教区管内、また日開上人御遺弟、御親族の御教務で16師の御出座。御教務夫人と本山から随伴参詣15名を含め、他寺院65名、寺内信徒415名、合計497名のご参詣でした。全参詣者からご焼香をいただき、日開上人にもお喜びいただけたものと感じています。
 講有上人の御法門で、「苦しい時に御宝前に助けていただいたことや、一所懸命にご信心させていただこうと思った入信当初の気持ちをいつも思い出して、清く真っ直な気持ちでご奉公させていただくことが大事。人間として生まれ、お出値いしがたい御法にお出値いできて結構に生活させていただいている身であるのを忘れ、ご奉公が面倒だ、ご参詣がシンドイとならないよう、初心を忘れず喜びの心を持ち続けて、懸命にご奉公させていただくことが大切」とお教えいただきました。
 今回の御会式は日開上人の第7回御忌併修ということで、是非ともご縁の深い木村日覚上人にお勤めいただきたいと、山内御住職と共に3年ほど前、当時宗務総長を退かれておられた木村上人に奉修御導師をお願いしておりました。奇しくも昨年春、木村上人が御講有に御推戴あそばれ、私はその時、今回の7回御忌のご奉修は日開上人御自身が「奉修導師は木村日覚上人に」と定めておられたのだと感じました。
 当日は、3月はじめの御会式ではありましたが、非常に暖かく、また雨も予想されていたものの、御会式奉修後1時間まで一滴も降らず、まさに、日開上人と御親教いただきました日覚上人のお徳をいただき、無事に奉修させていただけたと、廣宣寺の所属の皆が随喜させていただいています。(事務局長・寺尾隆博記)