ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年01月01日
4支・妙栄寺 乗泉寺巡教・高祖会・日典上人第37回御忌を奉修
11月20日、第4支庁・伊東妙栄寺(住職・福嶺日輝師)において、妙栄寺第4世、下田開進寺第3世住職・長遠院日典上人の第37回御忌の法要が、大本寺乗泉寺住職・永江日盡師の唱導のもと、乗泉寺巡教高祖会に併せて厳修された。
 一座法要のお看経の後長年(40年間)尊前奉仕(本堂御宝前のお給仕)をされた細谷敏治氏、城戸勝正氏、榊義男氏の3名に随喜状が下付された。
 奉修導師・永江日盡師の御法門に先立ち、福嶺日輝住職は「日典上人は昭和35年に妙栄寺に赴任されました。妙栄寺の他に開進寺、大島といった東伊豆地方の広範囲にわたってご奉公されました。日典上人は学者肌の御導師で、教務さんの御法門に無くてはならない佛立開導御指南要録・類別祖書要録を編集出版されました。
 さらに毎月、乗泉寺通信に掲載されております『日晨上人要語録』や日晨上人の『ある角度から』10巻を、80歳を過ぎてからご奉公の合間を縫って1冊にまとめられました。
 永江初子奥様のご尊父南泉応師が、昭和43年に得度され、日典上人の右腕となって長年妙栄寺でご奉公されました。晩年、戦争の傷が響いて足が弱り、泉応師の応援ご奉公でご信者さんが御宝前のお給仕をされるようになりました。
 本日、随喜状をいただかれた榊さん、城戸さん、細谷さんは、40年以上のご奉公で、本当にありがとうございます。細谷様は、今も続けられています」と挨拶された。
 奉修導師・永江日盡師の御法門では「主師父母敬ふことをしるならば 心のまなこあける人なり」の御教歌で、ご自身の幼少期のお話(母親の子を育てる慈愛)で、恩を知る事の大事、恩を知ることが、敬いに繋がっていくことを、参詣者にわかるように、平易にお説きいただいた。