ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年12月06日
本山高祖会で表彰 特一級拝受の喜びと決意を伺う
 ありがとうございます。第2支庁・清風寺所属の河合祐嗣です。
この度、10月9日の本山高祖会第2座式典に於いて、佛立第26世講有髙須日良上人より特一級の信徒受級褒賞をいただきました。これもひとえに御宝前のお計らいはもとより、西村日要御導師、西村清良御住職、そして清風寺教講皆様のご教導とご支援のお陰と深く感謝いたしております。
私は2代目の佛立信者で両親が昭和の始めに入信いたしました。幼い頃から母に手を引かれ、お寺や組御講に参詣していました。その間、父は戦後、焼野原になった清風寺を復興するために日淳上人、日地上人ご教導のもと御教務様、清風寺第2代目事務局長・真木一市氏と共に被災された信者宅へ毎日のようにお助行に回りご奉公をしていたため、ほとんど家には居なかったように記憶しています。
昭和42年に結婚し仕事一筋で家をあけることが多く家族を養っておりましたため、ご信心はほとんどできておりませんでした。そして昭和49年10月に父が帰寂し無事に葬儀が終わり初七日忌の日、夢枕に父が現れ、家の御宝前の前に座り私に向かって、今まで見たことのない恐ろしい顔をして睨んでいました。
私は父に「これからしっかり信心するから」と言うと、今まで見た事のない優しい顔になり御宝前の中にスーッと消えていきました。翌日すぐに私は組長宅へ行き「信心改良し、ご奉公させていただきます」と申しました。それ以降ご信心に励むようになると、不思議と仕事も順調で、忙しい中でもご奉公をさせていただける時間ができるようになりました。
そして最初は組長のお役をいただき、その後、教区長、壮年会会長、事務局次長のお役をいただき、平成17年に局長のお役をいただいて3期6年のご奉公をさせていただくこととなりました。
平成27年10月に宗務本庁財務局出納部長のご奉公を拝命し、その翌月、脳梗塞を発病し入院となりましたが、早期発見、早期治療し、後遺症もなく退院することができました。その間、御講師はじめ沢山のご信者方のお助行をいただき、大難を小難にしていただき本当に感謝いたしております。
この度、このような栄誉を頂戴することになりましたが、これも御宝前からのお計らいだと思います。これからは初心に立ち返り、ご信心の有難さを子供や孫達に伝え法灯相続をさせていただきます。
そして、少しでも御法様に恩返しさせていただけるような信者にならせていただけるよう、日々信心改良に励んでまいりたいと思います。