ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年02月01日
新春清談 御講有大いに語る[2] 慶讃ご奉公の1年延長を受け 各寺院が誓願を成就するよう励まねば
――昨年は内局が変わりまして、小西宗務総長から新井宗務総長になられましたが、 小西内局のご奉公を振り返られて、いかがでしょうか。また、新井新内局に期待されるところは、どのようなものでしょうか。

 慶讃ご奉公の1年延長

 御講有 小西内局は、このコロナの大変な中、一生懸命ご奉公いただきましたね。
そして新井内局には、やはり宗門は弘通集団だから、高祖ご降誕800年の誓願は何があっても成就させていただかねばなりません。そのために、ご奉公も1年延びましたからね。 

――慶讃ご奉公が1年延長されることについては佛立新聞1月号4面の「第228回臨時宗会」の報告記事にも掲載していますが、御講有上人から何かお言葉をいただきたいのですが。

 御講有  とにかく頑張っていただく。誓願だから成就させていただかないといけません。 各寺院が、ぜひ誓願を成就していただきたいと思っております。 そして、お祖師さまに「よくぞ頑張った」と、お慶びいただいて、その功徳でご信者1人ひとりがご利益をいただく、ということが大切だと思うのです。

――本年の『年頭のお言葉』の中でも最後に、御教歌
「吾祖師の
慈悲のをしへを
まもれかし
これは妙也
不思議なりけり」

を引いておられますが。

 祖師の教えを素直正直にまもる

御講有 やはり「妙也不思議なりけり」と開導聖人もお示しですから、私たち佛立信者は、妙不可思議の現証ご利益が必ず頂戴できる。しかし、その現証ご利益をいただくためには「吾祖師の慈悲のをしへ」をまもる。素直正直にお祖師さまの教えをいただいて、慶讃ご奉公、特には教化誓願の成就を果たし、お祖師さまにお慶びいただく、これを第一にさせていただかねばならないということです。
しっかりと励ませていただきましょう。

――本日は、ご多用のところ、誠にありがとうございました。  (了)


(文責・佛立新聞編集部聞き手・本紙編集長)