ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年05月01日
佛立教育専門学校の入学式 6師が発心得度の志を磨いて
宗立・佛立教育専門学校の令和4年度入学式が、去る4月6日、講有日良上人導師のもと、新井日現宗務総長はじめ関係役員、学校教職員と在校生が参列する中、学校3階の大教室御宝前の間で厳かに挙行された。
 この日、晴れの入学式を迎えたのは専門科1年生4師と普通科1年生2師で、満開の桜咲く晴天の下、一座お看経の後、式典に入り、講師・図書室役員の任命書が下付され、木村日覚師へ名誉教授号の授与式が行われた。
 そして、講有上人から御訓辞をいただき「諸君は佛立教務として、その基礎を培っていくわけですが、非常に整った環境で生活を送れるのは、ご信者の尊い浄財によるものだということを決して忘れてはなりません。
開導聖人は御教歌に『やしなはる身ともしらざる居候 自私の見とて寝夜食をくふ』と我が身の果報をありがたく受け止め、それを忘れず勝手わがままな振る舞いを慎み、慢心を起こさないことの大事をお教えです。
 未来の宗門の盛衰は、諸君のこれからの学業意欲と弘通意欲にかかっていると言っても過言ではありません。御指南に『下るは安く、上るはかたし』とお示しであります。行学二道の学生生活は、決して楽なものではありません。楽だと思えば、下り始めているのであります。発心得度の志を、益々磨き上げ、くれぐれも専門科生は2年間を、そして普通科生は1年間を無駄にせぬよう申し付けます」とお諭しいただいた。
 この後、新井宗務総長、丸山日印理事長から祝辞をいただき、亀井日魁学校長からの挨拶があって、本山執事長の山下日翠師から、学生教務の規範を示した「学生清規(しんき)」が読み上げられた。
 続いて昨年の学校授業における皆勤賞の授与があり、丸山淳啓師が拝受した。引き続き教職員の紹介と新入生の自己紹介があり、教育局の記念品贈呈には福本清容師が、佛立研究所からの記念品贈呈には野々村清啓師が代表拝受した。
 最後に新入生を代表して河内良修師から宣誓があり、校歌を斉唱して入学式を終えた。式終了後は開導聖人御墓所にて御墓前奉告参詣を行った。
 なお新入生たちは、3月28日に入寮式を済ませ、翌日から本山での出仕とお給仕のご奉公が始まっている。
専門科入学生
河内 良修師 ②一乗寺
川手 誓信師 ⑤信立寺
深澤 洋行師 ⑤妙恩寺
藤本 清隨師 ⑤乗泉寺
普通科入学生
野々村清啓師 ②信光寺
福本 清容師 ⑤遠妙寺
別科研究生
加藤 喜遵師 ⑪佛立寺
松井 真宏師 ⑤乗泉寺
金澤 廣善師 ⑤乗泉寺
鈴木 光典師 ②清風寺
河内 良啓師 ②一乗寺
竹村 随教師 ⑤妙蓮寺