2025年05月03日
東西の寺院で講有上人のご年忌法要勤まる 16世講有日幹上人御33回忌 ご夫婦のお徳に触れて




去る3月23日、第5支庁本所・清雄寺(住職・小山日秀師)において、門祖会に併せ佛立第16世講有日幹上人御33回忌法要が佛立第27世講有・木村日覚上人御親修のもと奉修されました。
当日は初夏を思わせる好天のもと、前宗務総長新井日現師、現宗務総長亀井日魁師はじめ有縁のお教務方のご出座と、随伴参詣の他寺院ご信者、及び清雄寺門末寺院ご信者多数のお参詣をいただきました。
門祖会は前後2段に分け奉修され、前段では門祖会奉修言上に続いて日幹上人御33回忌が言上になり、講有上人、清雄寺住職、副住職、出座お教務方がお焼香をされました。その後、御法門、小山家・奉修局挨拶の後、お参詣者の入換えを行い、後段が奉修されました。
講有上人は御法門で、「妙法は易修易行也怠らず 口唱するのを持つとぞいふ」の御教歌をいただかれ「当宗は易行宗ですが、難しいのは御法を長年お持ちする、受持口唱することであり、それができるなら必ずご利益をいただきき、幸せになれる」とお説きになられ「高祖750回御遠諱ご奉公は基本に立ち返り、まずは口唱です」とお諭しくださいました。
御法門終了後、清雄寺住職・小山日秀師は挨拶で、日幹上人の御略歴と「お看経第一を通された上人」のご信心への姿勢をご披露されました。続いて奉修局長からは「本日の門祖会を契機に一層の改良に励み、高祖日蓮大士750回御遠諱報恩ご奉公・友千鳥運動推進に向け精進いたします」と挨拶がありました。
奉修後、両国第一ホテルにおける講有上人、出座お教務方、各寺院講務代表への御供養会場では、日幹上人の御事について亀井御導師、新井御導師がそれぞれ思い出を語られ、本山執事長・増永清光師からは、日幹上人の随行ご奉公をされた当時のお話と、上人ご内室・イト様についてのお話があり、出席者一同、改めてご夫妻のお徳に触れさせていただきました。
当日は、寺内339名、末寺81名、他寺院51名、総計471名のお参詣でした。