ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年07月01日
神奈川布教区『高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃プロジェクト』を発足
神奈川布教区(布教区長信清宏章師)では本年、ご正当年をお迎えする高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃ご奉公につきまして『高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃プロジェクト(以下「慶讃プロジェクト」)』という組織を発足し、「別修法要を奉修する」という一過性のものではなく、別修法要後も組織を調整した上で継続し、10年、20年先を見据えた持続可能なご奉公を推進しております。
このご奉公の特徴として、これまでは各寺院がそれぞれで行っていたご奉公を、共通できるところは布教区で行うという、点から面での受け皿作り、また「神奈川布教区」という組織の名称を一般向けには「かながわ佛立寺院ネットワーク」に、「高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃別修法要」も「日蓮聖人ご降誕800年慶讃法要」と便宜的に呼称するなど、一般に向けたわかりやすい表現を徹底しながら、管内寺院の弘通発展を目指してまいります。
そしてこのたび、慶讃プロジェクトでは、令和4年5月1日に公式HP「ブッキョー TO THE PEOPLE」を開設いたしました。
内容、対象は主に一般向けとなっており、「仏教」への興味を入り口として、ご信心やお寺とのご縁を繋いでいただけるようなホームページを目指しております。
またホームページの開設に伴い、FacebookやTwitter、Instagram、LINEといったSNSやYouTubeブッキョーチャンネルも開設、コンテンツの充実を図りながら、情報発信を続けております。
ホームページの内容を紹介させていただきます。
【僧談~僧侶の無料相談~】
かながわ佛立寺院ネットワークでは、寺院の社会性向上と下種結縁のため、管内寺院がそろって「僧侶の無料相談」を開設いたします。
身体や心の病、人間関係、家庭問題、心霊現象、いじめ問題など、悩みを抱える相談者に対して、ホームページを窓口に近隣の寺院を紹介し、コロナ禍のご弘通として門戸を開きます。
【ブッキョー的地球防衛隊】
世界規模で起こる天変地異、中でも日本では豪雨(土砂)災害、巨大地震、大津波等、多くの災害が起こっており、年々その被害規模は想定の範囲を超えるものとなっております。また世界に目を向けると日本で起こる災害のほかにも干ばつ、飢餓、最低最高気温更新に伴う人的被害など多くの人々が困難や危機に直面しています。
東日本大震災の際は様々な支援活動を行ってきましたが、『ブッキョー的地球防衛隊』は日本のみならず海外も含めた世界の「HELP!」に目を向け、また そのサインに対してできる限りの支援を行います。
自然災害などで苦しんでいる人々への支援、心のケアを目的として活動を実施していきます。
【お寺とコラボ】
古くは、お寺は社会の中心にありました。かながわ佛立寺院ネットワークでは、お寺を現代のコミュニティとして地域づくり・ひとづくり・文化と教養・社会に貢献するため、一般団体と協力をし、お寺の場所を提供するなど、幅広い層にお寺へ足を運んでもらう機会を設けます。
【子ども子育て支援】
仏教の教えには、家族関係・人間関係がより良い方向にすすむヒントとなるお話がたくさんあります。
かながわ佛立ネットワークでは子ども達を支援するのはもちろんのこと、子育て世代に向けた講演会やイベントを通じて、子どもたちの交流を見守りながら、親同士で子育ての悩みを相談したり、仏教にふれることで気持ちの持ちようが変わり豊かな心でご家族を守れるように、子育て世代の方々を支援してまいります。
神奈川布教区管内に限定した内容もありますが、佛立新聞をご覧になっている全国の佛立教講におかれましては、ホームページやSNSをご家族やご友人に紹介していただき、記事のシェアなどを通じてご弘通・法灯相続の一助としていただければありがたいです。