ほんもんぶつりゅうしゅう
2014年05月30日
大阪・本成寺 新庫裡完成御礼法要を営む
第2支庁・大阪本成寺(住職・北村日鏡上人)では、去る4月13日、門祖会に併せて、新庫裡(会館)完成の御礼法要が営まれた。本成寺の新庫裡は、佛立新聞3月号8面でも既報の通り、門祖550回御遠諱の報恩記念ご奉公として成就されたもので、計画通り平成25年11月末に完工。同12月9日に竣工式を営み、本年1月5日の初総講に併せてお披露目式があり、この度の門祖会において、他寺院からの教講参集のもと御礼法要が営まれたものである。

 また、この御礼法要を営むに当たり、庫裡建築中に仮の受付と事務局、教務室として使用していた本堂地下を大々的に改装し、3月末に無事に完成。新装なった本堂地下は、お葬式を営むことができるよう、遺族の方の宿泊する部屋や子供部屋、授乳室を設けている。また御会式奉修の際には、ご信者の控え場所、子供の遊び場所として使用できるよう改装されたものである。

 当日は晴天のお計らいのもと、西村日要副総長を執行導師にお迎えし、支庁巡教として奉修されたもので、庫裡建設中の三大会は寺内奉修であったということもあり、久しぶりに布教区や縁故の寺院教講の参詣のもと営まれた。法要の中では、新庫裡建設に際して尽力いただいた設計会社の綜企画設計、建設会社の立建設と新日本開発の三社に、北村御住職より感謝状の授与が行われ、参詣された方々には「新庫裡竣工へのあゆみ」と題したパンフレットが配布された。

 本成寺では、この新庫裡建設を契機として、教講の信心改良を図り、更なる弘通発展を推進するため、御住職と事務局長から、それぞれお誓いの宣言があった。北村御住職からは「ご信者の帰依にたえ、社会にご弘通させていただき、家族そろってご奉公させていただく本成寺の教務となります」と、また服部幸治事務局長からは「御法門を素直に聴聞、実践し、いつも人のお役に立てるよう、家族そろってご奉公をさせていただく本成寺の信者となります」と、力強い宣誓が行われた。
 
 当日は、他寺院や宗外の参詣者162人を合わせて1,404名の参詣で賑やかに営まれた。これからの本成寺の更なる隆昌発展を祈念するものである。