ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年12月06日
4支・顕証寺 講有巡教 高祖会を奉修
第4支庁・神奈川布教区・顕証寺(住職・信清宏章師)では、10月23日、講有巡教として高祖日蓮大菩薩御会式が秋晴れのもと奉修された。 
佛立第26世講有・髙須日良上人ご夫妻は、前日に鎌倉入りをされた。富岳三十六景にもあるように、相模灘より見る夕景の富士がくっきりと見え、御講有ご夫妻をお迎え。翌日は爽やかな秋晴れとなり、神奈川布教区管内寺院13ヵ寺より代表参詣をいただき、出座教務師20師、他寺院参詣者24名、寺内参詣者286名(内オンライン175名)の参詣であった。
出座教務師方は境内の外から唱題をしながら行道し、向拝より入堂着座、定刻の10時半より1座お看経となった。
結文の後、高祖ご降誕800年にちなんだ「八百参詣運動」の表彰があり、運動参加者を代表して1300日を超える参詣を成就した森五郎氏が表彰された。また、七五三参詣があり、住職より記念品が贈呈された。
続いて、御講有より弘通興隆費が下賜され、宗務本庁随伴として奉賛局長・柴﨑日布師よりご挨拶をいただいた。そして、当山住職より参詣者一同に対する参詣御礼が述べられると同時に、講有巡教を25年ぶりにいただくにあたって、所属教講による身命財惜しまずの精神でご奉公にあたってきたこと、塩害による建物のリフレッシュ工事を早めたことなどがご披露された。
御講有よりの御法門は「思へ人祖師御出世のなかりせば 御題目は誰が手よりきく」の御教歌であった。終了後は、別席御供養にて参詣教講それぞれオーシャンビューの景色を楽しみながら、コロナ禍とは思えない一日を終え、無事散会となった。