ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年01月01日
11支・神戸本法寺 高祖会に併せて権大僧正日信上人第十三回御忌を厳修
11月27日、神戸本法寺(住職・速水日従師)の高祖会に併せて当山第3世権大僧正日信上人の第13回御忌を、佛立第26世講有髙須日良上人ご唱導のもと、厳修させていただきました。
 当日は講有上人のお徳をいただき、雲ひとつない秋晴れの中、有縁の教講各位の参詣を賜り開式。御法門に先立ち講有上人からは、年数が経つ毎に日信上人から直接ご教導を受けていないご信者が増えてくるけれども、その教えは受け継いでいかなければならないとお言葉を頂戴いたしました。
 御法門では『着つゝわがしのぶ恨を身にかさね法の衣と思ふうれしさ』の御教歌をいただかれ、「ご信心ご奉公、特に人助け・ご弘通ご奉公をさせていただく時、どんな辛い事があっても、忍辱の衣を纏い、耐え忍ぶ心が大事」と徳川家康の故事などを引用され、ご教導くださりました。
 日信上人は当山第2世日榮上人から法燈を継承され、戦後復興の時代から阪神大震災など幾多の困難を乗り越え、現在の本法寺を形成された大恩ある御導師です。
 その大恩にお報いすべく、高祖会までご弘通ご奉公に励んでまいりましたが、記念事業として隣接地を購入し駐車場完成の御礼言上はできたものの、残念ながら弘通誓願は未成就で終わることになりました。
この上は、講有上人も述べられたご降誕800年5ヵ年誓願を何としてでも成就させていただき、今後の礎とし次世代へと繋ぐことができますよう、教講一体となって信心改良し、ご奉公に邁進させていただく所存です。