2025年06月02日
佛立教育専門学校 令和7年度入学式を挙行 発心得度の志を磨き常精進を誓う







宗立・佛立教育専門学校の令和7年度入学式が、去る4月11日、講有日覚上人導師のもと、亀井日魁宗務総長はじめ関係役員、学校教職員と在校生が参列する中、学校3階の大教室御宝前の間で厳かに挙行された。
この日、晴れの入学式を迎えたのは専門科1年生1師で、好天の下、一座お看経の後、式典に入り、学校長以下教員等の任命書が下付された。
そして、講有上人から御訓辞をいただき「本校は、今年で早や50年目を迎え、はじめてたった1人での入学式になりました。貴師は、これからの2年間、今まで誰も経験したことのない学生生活を送ることとなります。それらは決して、楽な道ではなく、できることなら避けて通りたかった道かもしれませんが、この2年間で得るものは計り知れないものがあるはずです。それもすべては貴師次第であります。
発心得度をさせていただき佛立教務とならせていただいたからには、楽な道はなく、それぞれの立場でそれぞれの困難があり、その困難と逆境の中にこそ学びがあるはずです。
開導聖人は御指南に、
『けふの信行が翌日に響く、今年来年一生未来に響く』とお示しです。
高祖日蓮大士750御遠諱まで6年、その間の特別な2年間750日に垂(なんな)んとする1日1日を大切に、本山御宝前へのお給仕と学校での学業という行学二道に精進し、くれぐれも徒(いたづら)に過ごさぬようは申しつけ訓辞といたします。」とお諭しいただいた。
この後、亀井宗務総長、小山日秀理事長から祝辞をいただき、伊藤日博学校長からの挨拶があって、本山執事長の増永清光師から、学生教務の規範を示した「学生清規(しんぎ)」が読み上げられた。
続いて昨年の学校授業における皆勤賞の授与があり、山内良聞師が拝受した。引き続き教職員の紹介と新入生の自己紹介があり、教育局と佛立研究所からそれぞれ記念品贈呈があり髙須良聡師が拝受した。
最後に新入生・髙須良聡師から宣誓があり、校歌を斉唱して入学式を終えた。式終了後、開導聖人御墓所にて御墓前奉告参詣を行った。
なお、新入生・髙須良聡師は3月27日に入寮式を済ませ、翌日から本山での出仕とお給仕のご奉公が始まっている。
専門科入学生
髙須 良聡師 ⑩長薫寺
別科研究生
加藤 喜遵師 ⑪佛立寺
鈴木 光典師 ②妙光寺
河内 良啓師 ②一乗寺
竹村 随教師 ⑤妙蓮寺
藤本 清隨師 ⑤乗泉寺
ディリーパ良潤師 海外 大白蓮寺
カドゥカ清地師④妙深寺