2025年09月01日
各種決算案等を可決承認 第240回 臨時宗会を開催  終戦80年慰霊法要で不戦の誓い新たに
主に昨令和6年度の宗務本庁経常費や宗門諸機関の決算案を審議する第240回臨時宗会が、去る7月10日・11日の2日間を会期に開かれ各種議案が可決された。また開会のお看経に併せて終戦80年慰霊法要も勤められ、参加者一同がお焼香を捧げ、世界の恒久平和を祈念した。
宗会開催に先立ち本山宥清寺では開会のお看経並びに終戦80年慰霊法要が営まれ、講有上人より「本年 第2次世界大戦終戦80年を迎えるに当り、こゝに戦没者諸精霊の追善法要を厳修すると共に新ためて本門佛立宗として今後いかなる戦争においても加担することのなき旨を御宝前に誓願言上し奉る
謹んで弔う処は 第2次世界大戦戦没者諸精霊 妙法経力追善菩提
願主 本門佛立宗」と言上いただいた後、本堂内陣中央に荘厳された祭壇に講有上人以下、宗務総局員が、また外陣では宗会議員・関係役員一同がお焼香を捧げた。
この後、一同は佛立会館に移動、議員点呼、開会宣言の後、講有・日覚上人が諭告に立たれ「相変わらず世界各地での紛争は止まず、飽くなき欲望を貪る人間への地球からの警告のように、自然災害も頻繁に起こっております。こうした時だからこそ、私たち佛立信者の果たすべき役割は益々重要であり、宗内教講の一人ひとりが菩薩行に徹し、世界恒久平和確立に向けて日々精進しなければなりません。
いよいよ高祖日蓮大士750回御遠諱に向けての報恩ご奉公や宗門改革の具体化にも拍車がかかってきました。宗会議員各位は、布教区の代表者としてこの報恩ご奉公の先頭に立ち、宗門人の手本として宗門大改良を率先断行し、その成果をもって将来あるべき佛立の姿を構築されることを念願します」と御諭告を述べられた。
 この御諭告をいただき宗会議長・内田日孝師が「私たち佛立信者の果たすべき役割は益々重要で、世界恒久平和確立に向けて、宗内の教講一人ひとりが菩薩行になお一層の努力精進をさせていただかなければなりません。
 高祖日蓮大士750回御遠諱報恩ご奉公、ニューフェイス誕生『友千鳥運動推進』のご奉公も、はや6ヵ月が経過をいたしました。
 私ども宗会議員は、支庁・布教区管内に御講有上人の御心を周知徹底させ、それぞれの布教区管内のご弘通の現場において率先垂範して、教講異体同心のもと報恩ご奉公になお一層精進させていただきます」と宣誓した。
続いて亀井日魁宗務総長の挨拶では「私たち宗門人は終戦80年を迎え、高祖日蓮大士750回御遠諱報恩ご奉公が本格的に始まる今こそ講有上人がご諭告に仰せられたように、まさに佛立信者の本領を発揮せねばならない時であります。
今宗会においては前の定例宗会において承認いただきました高祖日蓮大士750回御遠諱特別局が宗門大改良に向けての懇談会を開きます。本庁、支庁、布教区、そして各寺院の改革、報恩ごあ奉公がスムーズにできるよう、建設的なご意見をいただき講有上人のご諭告に沿い、宗門改革に向けての確実な一歩が踏み出せる宗会となることを望み、挨拶とさせていただきます」と述べられた。
各種決算案等を承認
その後、5月に実施されたブラジル講有巡教についてダイジェスト映像による報告、そして令和6年度監査報告、昼食・休憩の後、本格的な議案審議に入り、第1日目は佛立教育専門学校等の宗門諸機関の特別会計収支計算書承認案、高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃法要奉修本部特別会計収支計算書承認案、佛立第27世講有日覚上人 遺嘱伝承の儀式並びに講有晋位及び本山晋山の式典 執行局特別会計収支計算書承認案、そして昨令和6年度の宗務本庁一般会計収支計算書承認案、財産目録、余剰金処分案、について承認がなされた。
1日目の最後には、明令和8年度より始まる高祖日蓮大士750回御遠諱の「5ヵ年誓願について」岡居日実弘通局長より説明があり、質疑応答の後、1日目が終了。
 翌2日目は、宗会「本山隣地に関する特別委員会」報告に続き、令和7年度の災害対策特別会計、また一般会計の補正予算案等、そして監事として 
②清恭寺 庄林寿和氏の選定、また特1級拝受者
②安国寺 宮武昭廣氏
⑥妙信寺 田上せつ子氏
⑦妙護寺 奈良坂敏夫氏
の3名の議決について、いずれも可決承認された。
 最後に、宗門組織改革についての懇談会が行われ、4月から発足した特別局・植田日事局長よりスライドを使っての説明があり、これを受けて活発な質疑応答、意見交換が行われ、2日間にわたる臨時宗会は無事に終了した。