2024年07月31日
講有巡教門祖会と権大僧正日実上人50回忌 本堂内で御供養 クラシックコンサートも
![](https://manage.honmon-butsuryushu.or.jp/storage/medias/ja/up/up65945058.jpg)
![](https://manage.honmon-butsuryushu.or.jp/storage/medias/ja/vj/vj29838407.jpg)
![](https://manage.honmon-butsuryushu.or.jp/storage/medias/ja/dm/dm19349559.jpg)
![](https://manage.honmon-butsuryushu.or.jp/storage/medias/ja/jw/jw70097174.jpg)
![](https://manage.honmon-butsuryushu.or.jp/storage/medias/ja/fh/fh59462669.jpg)
![](https://manage.honmon-butsuryushu.or.jp/storage/medias/ja/gq/gq57718822.jpg)
![](https://manage.honmon-butsuryushu.or.jp/storage/medias/ja/wl/wl31519858.jpg)
![](https://manage.honmon-butsuryushu.or.jp/storage/medias/ja/mt/mt24633453.jpg)
去る4月28日午前10時より、当山では約40年ぶりとなる講有巡教として、門祖会、並びに併修にて当山第2世権大僧正・加藤日実上人第50回忌を、佛立第26世御講有・髙須日良上人にご親修賜りました。
奉修1週間前の天気予報では、週末は天気がくずれ雨になるという予報でしたが、講有巡教当日は御宝前のご加護はもとより御講有上人のお徳を頂戴し、素晴らしい晴天のお計らいの下、当山教講一同、心から随喜させていただきました。
講有巡教では他寺院14ヵ寺からの交流団参として、御講有上人の本山宥清寺、小倉不輕寺を始め、本寺清風寺、そしてこの度は米子堅信寺からも加藤日実上人の御家族である加藤日講御住職とご信者方も遠路ご参詣いただきました。さらに、第10支庁布教区管内寺院からも多数の御住職方のご出座と共に交流参詣をいただきました。
法要では、御講有上人より加藤日実上人第50回忌ご回向言上を賜り、御講有上人に続いて、当山住職、ご出座の御住職、お教務師方と御講有上人御内室様、最後に当山局長に留め焼香をいただきました。
御法門前には宗歌斉唱、局長挨拶、当山信徒・蟹江深氏の信行体験談発表、続いて第10支庁弘通興隆費が支庁随伴法人参与・田代政範氏から、宗務本庁弘通興隆費が御講有上人から、それぞれ下付されました。
そして本庁随伴の教育部長・内田日孝師の挨拶の後、当山住職の御礼ご挨拶があり、御講有上人の御法門では「しぬることいやとおもひしこゝろさへ たのしむやうに成にける哉」との御教歌で拝聴させていただきました。
この度は御会式終了後、御講有上人ご夫妻を囲んでご出座御教務方と、次に他寺院団参ご信者方と、最後に寺内ご信者方との記念の集合写真を撮らせていただきました。
その後の御供養場設営では、本堂内を短時間の内にテーブルセッティングを行い、御講有上人ご夫妻を始め出座御住職方と共に他寺院団参者方も同席にて御供養を頂戴させていただくという計画を立てました。
さらにその際に御供養を頂戴しながら、当山では2回目となるバイオリンとピアノ奏者による100万人のクラッシックコンサートを催し、曲目も有名なクラッシックのみではなく、誰でもよく知っている童謡も織り交ぜて演奏していただきました。
御講有上人・御内室様を始め、他寺院団参者方々も、クラッシック生演奏を間近に見られて大変喜んでくださいました。当山教講一同も、良い思い出が残る講有巡教になったことに、有難く随喜させていただきました。
振り返りますと、昨年6月に当山講有巡教の日程が本年4月28日の立教開宗ご正当聖日にお迎えさせていただくことが正式に決まりました。それ以来、お迎えさせていただく当山教講も約11ヵ月に渡り、毎月の事務局会議でいろいろと検討し、準備ご奉公を進めてまいりました。
講有巡教の記念品としては令和17年にお迎えする当山創立百周年記念に向けてのご奉公が始まった令和2年度からの三大会等で発表された体験談を主として集め、今後の随喜ある報恩ご奉公を推し進めていく上での一助になればとの思いで、信行体験談集「心大歓喜」第1集を発刊させていただきました。
そして、講有巡教に向けて、全信徒参詣奨引と寺内全11組が1戸以上の報恩お供え教化に励まさせていただきましたが、残念ながら当日までのお教化は4戸成就に終わりました。参詣者数では、お教務17師、寺内参詣者120名、他寺院14寺から128名、計248名の参詣者でした。
この度の講有巡教を良い改良の機会と捉え、教講一同これからも御会式参詣では、報恩お供え教化と参詣奨引助行に励み、家族揃って喜びいっぱいの明るい笑顔でご参詣させていただけるように決意を新たにしました。
(本法寺住職・西村淳晨 局長 増野雄三)