2025年02月01日
権大僧正日玄上人の37回御諱 講有・講尊両上人のご親修




昨年11月3日、御講有上人のご自坊である第5支庁・遠妙寺(住職・木村良尚師)では、高祖会に併せて第3世中興権大僧正日玄上人の第37回御諱を佛立第26世講有・髙須日良上人のご親修のもと第2座が奉修され、佛立第27世講有・木村日覚上人は第1座をご親修なされた。
また両座において、日覚上人の講有晋位御礼言上式も挙行、内陣右側に日玄上人のご遺影と祭壇が荘厳され遺族、親族、遺弟、役員等によるお焼香がなされた。
日玄上人のお師匠は、遠妙本末の開基で副講有を務められ、後に本山歴世に加歴された大僧正・伊達日彰上人。日玄上人は講有日覚上人のお師匠でありご尊父。日玄上人は遠妙寺第2世の所日陽上人より法灯を継承され第3世住職に就任。
戦災後で信徒離散のなか遠妙寺を再興。昭和30年代に本堂の再建を果たされ、高祖700回御遠諱の記念事業としても2回目の本堂建立をなされた。宗門では宗務総長、最高顧問等を歴任された。昭和63年1月15日のご遷化の前日まで信徒宅に赴き御講を勤められ唱え死にの範を示された。
当日は教務27師がご出座・ご奉公なされ、自坊は300名をこえる参詣・他寺院からは約100名のお参詣があった。本堂に入りきれない参詣者の為の参詣スペースを作り、第2本堂として御宝前を荘厳して活用され参詣人数はコロナ禍前の人数を回復する結果となった。
法要の中では木村良尚住職、髙田雄一事務局次長により2ヵ年にわたる報恩ご奉公である教化誓願50名に対し国内外合わせ77名成就・御講願主増加誓願75名に対し90名成就の奉告がなされた。(なお年度内に国内のみで53名の教化が成就)また、もう1つの報恩ご奉公として8項目の記念事業が推進され成就した。
法要後、招待者は別席ご供養場の池袋ホテルメトロポリタンに移動、ご縁の深い方々からのご挨拶があり、亀井日魁宗務総長からは遠妙寺への激励のご挨拶がなされた。(遠妙寺教務部)