2026年05月01日
自衛消防隊 消防出初め式を挙行 自分たちのお寺は自分たちで守るを念頭に
去る1月25日、文化財防火デーに合わせて令和8年本山宥清寺自衛消防隊消防出初式を本山宥清寺境内にて挙行しました。前日から雪の予報が出ておりましたが、佛天のご加護を頂戴し、好天に恵まれ盛大に開催することができました。
 訓練は本堂周辺にて火災が発生した想定で行われました。職員より119番通報、消火器による初期消火を行いましたが、その後、本堂に燃え広がったため、自衛消防隊の出動要請がなされました。
指揮本部を設置し、指揮者による重要物品の搬出、各担当者から搬出の完了、消火栓等の放水準備の報告を受け、放水指示がなされました。屋外消火栓、屋内消火栓の2線により本堂大屋根に向かって放水。
その後、上京消防隊、北野消防隊より指揮車、はしご車、ポンプ車が到着。放水を一旦やめ、指揮者から消防隊長への現状報告がなされ、自衛消防隊の屋外消火栓・屋内消火栓並びに上京消防はしご車の計3線で一斉放水が開始されました。鎮圧、消火したことを確認し訓練が終了しました。
 これは、119番通報で到着した上京消防署消防隊と合同の放水活動で無事に終了できたと感謝いたしております。合同の一斉放水は、力強くて美しい放水の放物線により、本堂大屋根に大きな虹を描き出し、見学者からは拍手と歓声が上がりました。
 閉会式で御講有上人は「重要文化財はもとより『自分たちのお寺は自分たちで守る』を念頭に火災予防と万一発生の場合は初期消火に万全を期し、被害を最小限にとどめる。そのためにも本日の訓練成果の心意気や日々防火意識をもっていただきたい!」と自衛消防隊の任務の重さも御訓示いただきました。
 訓練講評で上京消防署署長は、宥清寺自衛消防隊の錬度の高さを評価されました。
 訓練終了後は訓練用消火器を使った消火訓練を行い、多数の見学者の皆さまにも消火器に触れていただきました。また「子供用防火服に袖をとおして写真撮影を」のコーナーも盛況で沢山の方に写真撮影をしていただきました。
 本山宥清寺を火災からお守りするだけでなく、どうかご自宅におかれましても、災害を含めた防火対策、万一の場合には安全に適切に避難していただくよう、切にお願い申しあげます。(本山総務部)