2026年03月01日
第5支庁 終戦80年を記念し戦没者の慰霊法要を 世界恒久平和を願う 原爆死没者の慰霊法要を厳修 3度目の法要 遠く800キロを移動
昨年10月6日、妙蓮寺が願主となり、広島県広島市中心部に位置する平和記念公園にて「終戦80年原爆死没者慰霊法要」が奉修されました。
今回のご回向は、木更津から遠く800キロ離れた広島に赴き、原爆によって犠牲となられた方々に対して「終戦80年の節目にご回向をさせていただこう」と企画を立案。妙蓮寺としては、第1回のご回向を木更津市内の太田山で、第2回のご回向を妙蓮寺祭りに合わせて併修、そして第3回を広島でご回向をさせていただきました。
4日の夕方に、妙蓮寺の加行者16名が集合、御導師・御講師と合わせて、総勢18名でマイクロバスに乗車し、片道800キロ、計12時間の道のりを移動しました。加行者の最年長は、本年90歳を迎える吉田スミさん、長時間のバス移動でしたが、誰よりも元気にご奉公をなさっておりました。
当日は、広島佛立寺に朝参詣をさせていただき、加行者一同、精一杯お看経をさせていただきました。広島佛立寺のご信者の皆様も暖かく迎えてくださいました。朝早くからお出迎えいただきありがとうございました。
また、広島佛立寺・鈴木行桂師にご同行いただき、路面電車で平和記念公園まで移動、平和記念公園到着後には、平和記念資料館を見学させていただきました。加行者一同は、数々のお写真やご遺品を見学し、言葉にできない恐怖と悲しみを感じ、原爆の悲惨さを学ばせていただきました。
その後、10時30分から平和記念公園内「原爆死没者慰霊碑」「原爆ドーム前」「原爆供養塔」の3ヵ所で「終戦80年原爆死没者慰霊法要」を奉修させていただきました。
当日は、雲一つない晴天の中、妙蓮寺加行者16名が精一杯の御題目口唱で、原爆で犠牲となられた方々に対して、上行所伝の御題目でご回向をさせていただきました。加行者の中には、亡き霊魂への思いが込みあがり、涙を流しながら御題目を口唱なさっておられた方もいらっしゃいました。
当山御住職は「終戦80年にあたり、妙蓮寺では3回にわたり慰霊法要を実践させていただきました。6月は地元木更津忠霊塔にて、8月は妙蓮寺夏祭りにおいて一般の参加者にも唱題、焼香等をしていただきました。そして今般、広島平和記念公園にての第2次世界大戦犠牲者、並びに原爆死没者回向供養を無事にさせていただきました。
平和記念資料館にて犠牲者の方々のお写真や手記を拝見し、当時の様子が深く伝わってまいり、その苦しみと悲しみ、無念さを感じずにはおれませんでした。その思いを胸に、亡き犠牲者の方々に対する心からのご冥福と、戦争のない世界の実現を御題目に込めて奉修させていただきました。
今、世界は新たな戦争がいつ起こるかわからない混沌とした状態にあります。何の罪のない人々が巻き込まれる戦争が二度と起こらないように祈念すると共に、その実現の為にも祖願である『一天四海皆帰妙法』の実現、『寂光化』を目指して、心新たに一人ひとりのお教化をさせていただきましょう。ありがとうございます」とご挨拶をいただきました。
今回の広島原爆慰霊法要を以て、妙蓮寺の「終戦80年慰霊ご奉公」は無事終了させていただきました。今後とも、戦争で犠牲となられた方々を思い、ご回向を続けさせていただきます。ありがとうございます