2026年03月01日
新春清談 御講有大いに語る(3) 巡教を目標にしてご奉公の推進を 国境を越えてご利益が 本物の御題目の証
――先月号ではブラジル講有巡教について語っていただきましたが、日本国内でのご巡教でも、印象に残っておられるお寺は、おありでしょうか?
 巡教の機会を活用せよ
 御講有 巡教と申しましても、講有巡教と親教と二通りあります。一般に講有巡教というのは決まった割り当てで、毎年全体の4分の1ぐらいずつでしょうか、布教区が対象となって廻りますから、1年の間に廻る寺院の数は非常に少ないです。6~7ヵ寺じゃないかと。
その他、そのお寺の先師のご年回であるとか、あるいは何周年記念法要とか、そういったことで寺院の側から特に私の方に依頼があって廻りますのが親教ですね。こちらは目的がはっきりしておりますので非常に盛り上がるのが通例で、本当に一生懸命ご奉公されているお寺が多々あり、大変これは結構なことだと随喜いたしました。お教化もご有志も精一杯のご奉公をされており、これはもうブラジルと同じです。
講有巡教はただ、割り当ての当番みたいにして受けるのは、少し改善する余地があるんではないかと思います。だけど、その中でも大阪の妙光寺、圓妙寺、和歌山の一乗寺では、講有巡教の際に、その記念ご奉公として教化もそうですけれども、あるいはその寺観を整える、そういうご奉公をされて、それが目標になって頑張っておられたんですね。妙光寺も圓妙寺、一乗寺も非常に立派なご奉公が成就できたということです。綺麗になったところを私も見せていただきましたけれども、随喜いたしました。
中でも妙光寺のご住職(鈴木日光師)が「どのお寺も皆さん、講有巡教を喜んで受けてください。やっぱり、これは私ども、受けてよかったです」って、こうおっしゃっていました。やはり、このように講有巡教の機会を活用していただけたら、ありがたいと思います。そういうふうにしていただきましたら、それはやっぱりお寺のためになる、御法のもちろんお役に立つことになるということでございますので、ひとつよろしくご奉公いただきたいと思います。
――本年は、ロサンゼルス・ハワイ、そしてイタリアへの海外講有巡教全国団参が予定されていますが、現地ご信者方への期待・メッセージ等も含めて、お聞かせください。
 得るもの多い 団参に参加を
 御講有 昨年はブラジルでしたけれども、今年は5月のロス・ハワイ、9月のイタリアになるわけですね。ロサンゼルスの方は、これは今まで懸案であったロサンゼルスのご弘通の一本化いうことを講有巡教までの目標として、会議を重ね準備をしてくれているようです。これは大変結構なことだと思うんです。やはり一体化して、異体同心でもともと一緒だった元の形に戻ってリスタートを切ることは、非常に意義のあることだと思います。そういった意味で楽しみにしております。
また、ハワイの方は別院創立50周年となりますけれども、宗門の、宗立の大事な施設でございます。ロス・ハワイどちらもお参りいただきたいのですが、日程的に無理な方はロサンゼルスだけでも、あるいはハワイだけでも、もちろん両方行く方も、3通りのやり方で団参が組まれるということで、新しいやり方ですね。大勢の方のご参加をお待ちしております。
きっと団参によって信心がリフレッシュ、信心増進し、信友が生まれ、得るものが多々あるわけですから、応募いただきたいと思っております。
本物の御題目だから ご利益が…
またイタリアにつきましては、私もイタリアは初めてなんですけれども、楽しみにしております。イタリアはヨーロッパで唯一、当宗の拠点があって、そして教務・ご信者・組織があるという、本当に結構なところですね。ヨーロッパにはそういう組織がないわけですから。しかも、いたるところでご信者がご利益をいただいて、担当の福岡日雙上人から直にお聞きしたり、あるいは佛立新聞等を通じて、本当に妙不可思議なご利益をいただいているということは、私も分かるわけです。
国境を越えて、ロスでもハワイでも、あるいはイタリアでも、上行所伝の御題目によってご利益をいただく方がおられるってことは、意味があるんですね。人種が違っても、国境を越えてもなおかつ御題目でご利益をいただく。要するにこの上行所伝の御題目が普遍的で本物の御題目だからそれができる。それを確認する、という団参にもなるわけです。 (つづく)