ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年09月01日
4支・本立寺 開導会に併せ権大僧正日映上人17回忌を奉修
7月10日、横浜・本立寺(住職・亀井日魁師)において、開導聖人御正当会に併修し、権大僧正日映上人の17回忌を奉修。
奉修御導師には遠妙寺、木村日覚師のご唱導をたまわり、有縁の御導師・御講師方7師にご出座をいただいた。また参詣寺院は布教区内・光隆寺門末・奉修御導師の随伴参詣等で、8ヵ寺からのお参詣をいただいた。
 今年は異例の早い梅雨明けを見たが、当日朝は薄曇りで、湿度が高いかわりに気温は低く、参詣者の移動時間には30度を越えずに法要を終えることができた。午後からは陽差しによって夏の御会式らしい気候となった。
 奉修御導師には、ご到着後すぐに信徒会館の納骨堂(妙鏡堂・令和元年に荘厳 日映上人ご染筆の御本尊をお祀り)にて御焼香を賜り、そのまま信徒会館を控室としてお給仕させていただいた。
 法要中の御焼香は感染症対策として、当住と御後室の政子刀自、親族と他寺院代表者、局長のみが祭壇にて焼香、お教務方は居焼香とさせていただいた。
 御法門では、「衆生皆一仏乗のへだてなし いやしきとてもあなどるな人」との御教歌をいただかれ、お互いは仏法の上に「平等」であること、平等とは「敬い合う」ということ、その仕方は互いに教化・折伏をし合うことである、と教えていただき、その中に日映上人の思い出も織り交ぜて、互いを思いやるお教化は世界平和につながる道、とお教えいただいた次第である。
 当住ご挨拶では、コロナ禍のために17回忌が1年延期となった経緯とお詫び、日映上人と木村御導師との佛立教育専門学校を通じたエピソード、また当日、出座の御導師方とのご縁を紹介し、恩師17回忌を機縁に、向後のご弘通発展の誓いを述べられた。