ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年02月01日
コロナ対策をしながら各布教区で慶讃法要勤まる 第5支庁東京房総布教区 山内弘通部長と口唱会
第5支庁・東京房総布教区では、昨年11月23日、千葉・唱題寺を会場に宗務本庁弘通局・ 山内良鷲弘通部長をお迎えし「高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃法要 報恩口唱会」を開催させていただきました。
東京房総布教区が位置する千葉県は、皆さん周知の通りお祖師さま・日蓮聖人ご生誕の聖地で、当初は、お祖師さまのお生まれになった小湊の地でお看経をあげさせていただく事を目的に、お祖師さま所縁の御遺跡を紹介するオリジナル記念誌を作成。
教養大会として9月12日に「お祖師さまの足跡を辿る房総御遺跡巡りの旅」を企画しておりましたが、昨年来のコロナ禍の影響、緊急事態宣言の発出等を鑑み、急遽、企画内容の見直し、日程変更を余儀なくされた次第です。
久しぶりに教講揃っての大口唱会は、山内弘通部長導師の力強いお看経によって、参加者一同は心をギュッと鷲づかみにされ、短い時間ではありましたが気持ちのしっかり入った良いお看経をあげさせていただくことができました。
「高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃ご奉公について ~アフターコロナのご弘通を見据えて~」というテーマでご講演を頂戴しましたが、コロナ禍の終息が見通せない状況の中、これから考えられるご奉公の進め方、ご奉公のバトンタッチの大事、オンラインの活用方法、高祖ご降誕の地でご奉公させていただく房総布教区の皆が金メダルを取ることを目標にご奉公させていただきなさいと、ユーモアを交え予定時間を超えての熱い激励をいただき、その後、散会となりました。
コロナ対策として布教区管内各寺院からのお参詣人数を制限。お参詣できない方のために、今回初めてインターネット回線を利用して、各寺院や自宅からでもリモート参加ができるように準備。参詣者数は教務16師、参詣者百121名、リモート参加者74名の合計211名でした。
なお「お祖師さまの足跡を辿る房総御遺跡巡りの旅」は、令和4年8月に1泊2日で開催の予定です。   合掌 (布教区長・佐藤堅隆記)