ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年06月03日
海外弘通だより~台湾編
4月30日、「一般財団法人 台湾協会」主催の「交礼台湾の会」が東京市ヶ谷にて開催され、宗門から長松清潤海外部長と海外部の清水法光主事が出席させていただきました。
それに先立って3月9日の宗会には、台湾協会理事長の清水一也氏と専務理事の八田修一氏が出席され、本門佛立宗が50年以上にわたって「台湾日本人物故者慰霊祭」を勤めてきたことに対する感謝状贈呈の趣旨と感謝の意を述べられました。
そして今回の「交礼台湾の会」において、講有上人に代わって長松海外部長が当宗への感謝状を拝受させていただくこととなりました。
長松海外部長からは、感謝状贈呈に対するお礼と当宗が台湾で日本人の物故者慰霊祭を勤めるに至った経緯等が述べられ、また慰霊祭の様子や令和元年に初めて団参させていただいた烏山頭ダムでの八田与一氏の墓前参詣や取水口でのご回向の様子をビデオで振り返り、出席の方々にご覧いただきました。
当会には台湾協会の清水理事長はじめ、専務理事で本門佛立宗信徒の八田修一氏や会員の皆様、来賓には台北駐日経済文化代表処や日本台湾交流協会、日本台湾親善協会などの台湾関連の団体の方々、台湾からの留学生、さらには日本の警視庁の方や講談師の先生、NHKのプロデューサーなど、幅広い業界から大勢の方が出席され、交流させていただくことができました。
こうした貴重な機会に宗門からご奉公させていただけたこと、そして今後の台湾でのご弘通ご奉公につながるようなご縁をいただけたことは大変ありがたいものと感得させていただきました。
コロナ禍のため3年もの間、台湾に渡航して慰霊法要に参加することが叶わず(令和4年11月には数名のご奉公者で慰霊祭に参加させていただきました)、支庁団参にしてみれば4年もの間、実施が叶いませんでしたが、本年11月には第11支庁が当番となり、久方ぶりに台湾団参が組まれています。
一つひとつのご縁を大切に、今後のご奉公に微力ながらも尽力させていただきたく存じます。