ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年06月03日
佛立教育専門学校の令和5年度入学式を挙行
 宗立・佛立教育専門学校の令和5年度入学式が、4月5日、講有日良上人導師のもと、新井日現宗務総長はじめ関係役員、学校教職員と在校生が参列する中、学校3階の大教室御宝前の間で厳かに挙行された。
 この日、晴れの入学式を迎えたのは専門科1年生1師と普通科1年生3師で、桜舞い散る晴天の下、1座お看経の後、式典に入り、名誉教授号の授与式が行われ、教員・講師の任命書が下付された。
 そして、講有上人から御訓辞をいただき「諸君は佛立教務として、その基礎を培っていくわけですが、非常に整った環境で生活を送れるのは、ご信者の尊い浄財によるものだということを決して忘れてはなりません。
開導聖人は御教歌に、『やしなはる身ともしらざる居候 自私の見とて寝夜食をくふ』と我が身の果報をありがたく受け止め、それを忘れず勝手わがままな振る舞いを慎み、慢心を起こさないことの大事をお教えです。
 未来の宗門の盛衰は、諸君のこれからの学業意欲と弘通意欲にかかっていると言っても過言ではありません。まさに『法は人に依りて弘まる』とお示しの如くであります。諸君の教務としてのご奉公は、まだ始まったばかりです。
発心得度の志を、益々磨き上げ、教務として更に成長して卒業をさせていただくか、それとも下ってしまうかは、諸君次第です。くれぐれも専門科生は2年間を、そして普通科生は1年間を無駄にせぬよう申し付け新入生への訓辞といたします」とお諭しいただいた。
 この後、新井宗務総長、丸山日印理事長から祝辞をいただき、亀井日魁学校長からの挨拶があって、本山教務会の髙取日現師から、学生教務の規範を示した「学生清規(しんき)」が読み上げられた。
 続いて昨年の学校授業における精勤賞の授与があり、深澤洋行師が代表して拝受した。引き続き教職員の紹介と新入生の自己紹介があり、教育局の記念品贈呈には有馬清朋師が、佛立研究所からの記念品贈呈にはカドゥカ清地師が代表拝受した。
 最後に新入生を代表して新井正妙師から宣誓があり、校歌を斉唱して入学式を終えた。式終了後は開導聖人御墓所にて御墓前奉告参詣を行った。
 一同は4月4日に入寮式を済ませ、翌日から本山での出仕とお給仕のご奉公が始まっている。

 専門科入学生

新井 正妙師 ⑤乗泉寺

 普通科入学生

有馬 清朋師 ④妙深寺
カドゥカ清地師④妙深寺
杉野 清肇師 ③名古屋佛立寺

 別科研究生

加藤 喜遵師 ⑪佛立寺
鈴木 光典師 ②妙光寺
河内 良啓師 ②一乗寺
竹村 随教師 ⑤妙蓮寺