ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年01月01日
5支・遠妙寺 ご降誕800年慶讃法要 講有ご親教・新住職就任式
第5支庁・東京中央布教区・遠妙寺(住職・木村良尚師)では、昨年11月6日、講有親教として高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃法要・高祖会が奉修され、併せて新住職の就任式が挙行されました。
外は秋晴れ、中は本堂内陣に華やかな高祖慶讃の祭壇が設けられ、明るく晴れやかな雰囲気のなか、当日の一座は前段・後段に分け参詣者を入れ替えて奉修されました。
住職就任式では、ご訓示のあと第5世・木村日覚師から第6世・木村良尚師への住職位継承に対して、前段は関東根本道場清雄寺ご住職の小山日秀師、後段は宗務総長の新井日現師の祝辞がありました。
御講有上人は、
前段は、〽値みての のちに御法の 尊さを 昔はしらでと 思ふうれしさ
後段は、〽さぞ人は 何をいふとや おもふらむ 今は仏のつかひわれなり
の御教歌にて御法門くだされ、新住職を迎える教講に対して思い新たに信行増進することをご教導くださいました。
当日の参詣数は、コロナ禍前の7~8割まで回復し寺内333名・他寺院等は96名で合計429名、出座・ご奉公の教務方は38師となりました。
また、第2本堂の設置やライブ配信も行われ、参詣者には体験談も掲載された記念誌が配られました。
遠妙寺では年頭より、この日までに高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃ご奉公の3つの5ヵ年誓願すべてを成就しようと、事務局長が先頭に立ち、弘通部を中心に弘通意欲を盛り上げようとご奉公を展開してきました。
3ヵ月前からは、朝の勤行後40分間、教化成就のための祈願口唱を実施、それに併せ弘通部員は弘通奨励のご披露を繰り返し行い、教養各会は1ヵ月前から誓願達成を願いリレー口唱、婦人会は各部に出向いて祈願口唱をしました。
 5ヵ年誓願の教化誓願数は150戸ですが、年頭は成就まで残り53戸、法要2ヵ月前は残り35戸、法要12日前の10月25日には本庁弘通局の全国巡回助行をお受けしましたが、まだ残り24戸でした。
達成が危ぶまれる状況でしたが、その後、急ピッチで教化が成就し法要の前日に150戸目の教化が成就。また、教務・学徒増加誓願10人も成就、次世代信徒を育てるオリジナル誓願も成就して、3誓願すべて成就して御講有をお迎えすることができました。
教講一同は、第5世住職として36年間ご教導をいただいた日覚師にご安心いただけたことに随喜をさせていただきました。