ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年02月01日
1支・本山宥清寺  交通事故防止運動の行事会場に 地域社会の貢献の一環として初の取組み
昨年末の12月4日、本山宥清寺法悦殿で京都府上京警察署と上京交通安全協会による「年末の交通事故防止府民運動」が催された。
京都府では12月1日から10日の日程で同交通安全運動が行われるが、その運動の開始行事として宥清寺に協力依頼され、これに賛同した宥清寺が全面的に協力支援したものである。
催しは「交通事故ゼロの想い~高校生の奏でるメロディにのせて~」をテーマに宥清寺本山講堂二階大広間・法悦殿をメイン会場に午前九時から開始され、京都府警の蔦浦裕子さんの司会で進行、京都府上京警察署・西野匠署長、続いて京都市上京区の原真弓区長が挨拶し、本山宥清寺・山下日翠執事長と栢森良道事務局長が紹介された。
演奏会は京都御所の東側に在る府立鴨沂(おうき)高校吹奏楽部40人による迫力ある演奏で、様々なジャンルからジャズアレンジされ、イン・ザ・ストーン、さくらさくら、ひょっこりひょうたん島、そしてビートルズナンバーのデイトリッパーが演奏され、会場内からの予期せぬアンコールに応えるほど盛り上がりを見せた。
鴨沂高校吹奏楽部は、令和3年度の京都府吹奏楽コンサートで銀賞、またアンサンブルコンクールの金打ち八重奏で金賞を受賞するなど府内でも有数の吹奏楽部で各種コンサートで活動している。
演奏後、上京警察署地域交通安全活動推進委員会(略称:地活さん)と上京署員によるコントで高齢者向けの楽しい交通安全教室が行われ、会場からの笑いを交えながら、正しい横断歩道の渡り方が指導された。
境内では、交通安全教育車によるドライビング歩行シュミレーションを用いた危険体験が行われたほか、宥清寺独自の催しとして、2階会議室では高齢者安全意識高揚に役立つとされるネイル体験コーナーも企画し、多数の参加を得た。
京都府上京警察署管内(上京区)では、平成30年から交通死亡事故ゼロが続いており、この継続に最大の力を入れている
今回、本山宥清寺がメイン会場となって安全運動行事が行われたのは初めてであり、地域社会への貢献による結縁運動の一環と考え、この行事に賛同し、全面的に協力したものである。
当日は京都府上京警察署から警察官6名、地域の交通安全協会から30人、高校生40人、そして宥清寺ご信者を合わせて総数150人が集まる大きな行事となった。
参加者には、京都府上京警察署と上京交通安全協会から交通安全グッズとして、リフレクター(反射板)が配布され、交通事故ゼロへの願いを誓い合った。