2026年04月01日
同宗連の会議を開催 研修会で人権意識向上を図る
本宗・差別問題委員会では、64教団が加盟する『同宗連』(『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議)の第2連絡会・副会長教団として活動しています。本会には浄土宗(会長教団)をはじめ8教団が所属し、年に3~4回の会議と研修会を開催。
去る2月19日には、本宗・宗務本庁(3階第4会議室)に於て14時より同会議が開催され、浄土宗はじめ日本ナザレン教団、臨済宗天龍寺派、臨済宗東福寺派、および同宗連・議長教団である高野山真言宗、副議長の日本基督教団、曹洞宗、オブザーバーの立正佼成会より、オンラインも含め13教団、17名が出席しました。
会議冒頭で、本宗宗務総長・亀井日魁師よりの挨拶があり、同宗連活動への謝辞と現在、本宗が取り組む『高祖日蓮大士750回御遠諱報恩ご奉公』の概要が述べられました。続いて、同宗連常任会議の報告と、出席各教団より、直近の人権問題への取り組みについての報告がなされました。
その後、15時からは場所を宗会議場に移し、『部落フェミニズム』の著者である川﨑那(とも)恵(え)さんを講師に迎え『寝た子を起こして、仲良くごはん~出会いから学び、差別と向き合う~』と題して講演会が開催されました。
部落女性への聞き取りを行う中で、一人ひとりの生(きた証)を忘れられたくないとの思いを、『部落フェミニズム』に執筆したこと。また、部落であり女性であることで受ける二重三重の差別等について、法律条文の疑問点から、戸籍や婚姻制度にまで踏み込んで言及されました。
最後に、ある部落女性が残したメッセージを読みあげ、それぞれの立場で問題に取り組んでほしいこと、そして、出会いから得られた言葉をこれからも伝えていきたいと締めくくられました。
差別問題委員会では、引き続きこうした研修会などで得られた情報を宗内にも提供し、人権意識の向上に努めてまいります。(文責・小川彰孝)