ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年07月01日
1支妙福寺 講有ご親教 開導会を奉修
5月22日、開導会に併せ妙福寺第5世権僧正・松峰院日延上人第3回忌、住職晋山言上式が、佛立第26世講有髙須日良上人ご親修のもと、有縁の親族遺族教講はじめ、数野日意第1支庁長、津村清種京都布教区長、寺内信徒など多数が参列し奉修された。
前日の雨天からこの夏一番の晴天のお計らいをいただくことができたのは、事前のご祈願、特に24時間リレー口唱会などの功徳の賜物に他なく、寺内ご信者一同随喜の中でのご奉公となった。
コロナ禍により久しく行われていなかった他寺院随伴参詣の受入れもあり、本堂、ホール、境内と参詣場所を分けながら盛大に行われた。
開導会大恩報謝の言上後に日延上人第3回忌の言上があり、奉修導師より焼香、現住・松本現薫師、出座教務10師のお焼香に続き、日延上人令室素江夫人以下、約40名が本堂御霊前にてお焼香を行った。境内には上人の等身大写真が飾られ回向台を設置。寺内ご信者を中心にお焼香を行い、上人に報恩ご奉公を誓った。
本堂1階ホールには、「日延上人思い出の写真」を展示。昭和、平成、令和とそれぞれの時代の上人と、共にご奉公された教務方やご信者の面影を振り返り、加えて上人の似顔絵に言葉が添えられた記念LINEスタンプを製作、それぞれが上人の面影を偲びながら報恩の思いを高める一助となっていた。
 そして今回、開導会・日延上人第3回忌に併せ、住職晋山言上を挙行。妙福寺開基日聞上人が、開導聖人ご入滅後、3回忌の際に、7回忌を目標に教化誓願を立てた報恩ご奉公を宣言され、宗門あげて報恩ご奉公を展開されたことに因み、日延上人も当山第4世日操上人ご遷化3年目に住職就任晋山を挙行。
これにならい現住の第6世晋山式が行われ、講有上人より晋山言上の後に現住の宣誓、続いて局長・太田征男氏より信徒代表の宣誓があり、薫化世話人会の飯田祐子氏、青年会の森田明良氏がこれに続いた。
 講有上人の御法門では最後に「日延上人は遠くに行かれたのではなくていつも熱心なご信者と共におられると、そういう思いをしっかりと持たせていただいて日々ご信心ご奉公に精進させていただくことが大切」とお教えいただき、妙福寺教講一同、御法門を指針に報恩ご奉公成就に向けて、異体同心の誓いを新たにした。