2026年09月01日
特別局だより 「本山本堂建立百年のご修復」― 高祖750回御遠諱記念事業を知る ―
第1回 なぜ今、本山御宝前のご修復なのか
令和13年、宗門は高祖日蓮大士750回御遠諱をお迎えし、同時に現在の本山本堂が建立されて100年という大きな節目を迎えます。
100年前、高祖650回御遠諱の時に建立された本堂と御宝前は、歴代の御講有はじめ多くの教講のお給仕によって今日まで護持されてきました。
私たちは今、その御宝前でお祖師さまがお弘めくださった上行所伝の御題目をお唱えすることができています。このご信心が続けられているのも、100年前に建立された本堂が大切に護持されてきたからにほかなりません。
今回のご修復は、傷んだから新しく造り替えるものではありません。
専門の仏匠による調査では、「100年を経たとは思えないほど良い状態が保たれています。今ご修復をすれば、この姿をさらに100年受け継ぐことができます」との評価をいただいています。これは建物が丈夫だったというだけではありません。100年にわたり、毎日欠かさず御宝前へのお給仕の誠を捧げてきたことの積み重ねでもあるのです。
100年前に建立された御宝前を、できる限りそのままの姿で次の時代へ受け継いでいく。それこそが今回のご修復の目的です。
高祖750回御遠諱という勝縁をいただいた私たちは、この報恩のご奉公に心を合わせ、次の100年へ御宝前を受け継がせていただきましょう。