ほんもんぶつりゅうしゅう
2014年04月01日
第4回[2014年4月号]
 
 「お祖師さまの行くところ、常に日朗あり」と「師孝第一(しこうだいいち)」といわれる日朗上人。文永八年(一二七一)、お祖師さまが竜の口法難と佐渡ヶ島流罪の刑に処せられた時、多くのお弟子やご信者方も理由なく罪にとわれたんだ。日朗上人も幕府の役人の宿屋(やどや)光則(みつのり)の屋敷にある「土牢(つちろう)」に閉じ込められたんだ。
 
 今回は、この「土牢」のお話と佐渡ヶ島に「ご赦免状(しゃめんじょう)」を持参されたお話だよ。