ほんもんぶつりゅうしゅう
2014年01月01日
元旦参詣

義天寺

義天寺は、本門佛立宗を興された佛立開導日扇聖人が御入滅なされた場所に建っています。題目の行者開導日扇聖人御因縁の地であり、それゆえ本門佛立宗の「由緒寺院」とされています。開導聖人が御入滅なされた、森田伊六氏のご自宅を買収して建立されました。義天寺の「寺院ガイド」ページはこちら >> 

長松寺

 本山宥清寺および由緒寺院4ヶ寺では「元旦参詣」がおこなわれております。長松寺でも元旦の朝から、個人参詣や団参の元旦参詣をお受けさせていただいております。長松寺は、「宥清寺の奥の院・麩屋町の法宅」といわれるように小さい寺院でありますが、開導聖人ゆかりの御戒壇、御本尊、御尊像のほかに開導聖人の御趣味にかなったお庭そして数々の御遺品が残されております。平成29年の開導聖人ご生誕200年を控えた今、元旦に是非開導聖人の「麩屋町の法宅」、長松寺へのご御参詣いただき、開導聖人におふれください。ご家族そろっての御参詣をお待ちしております。長松寺の「寺院ガイド」ページはこちら >> 

佛立寺

 追分にほど近く酒造業を営む小野山勘兵衛は、永年胃病に苦しみ、思い余って自殺を図るが、信者の高橋儀三郎の命がけの勧めにより入信。熱烈な夜通しのお助行の甲斐あって翌朝、見事平癒。余りの有難さに自宅での御講を乞われ、安政6年8月、目出度く「大津佛立講」がご開講された。更には2年後、勘兵衛の親戚に当たる信者御牧卯兵衛と妻イホ女は、茶畑(現佛立寺の土地)をご有志され、翌年文久2年、立教開宗記念日に当たる4月28日に、法華堂の棟が上がり、ここに「本門佛立講」最初道場が建立されたのである 佛立寺の「寺院ガイド」ページはこちら >> 

誕生寺

誕生寺は佛立開導日扇聖人(長松清風1817年〜1890年)御誕生の聖地を記念し、その生家跡に建立された本門佛立宗の由緒寺院の1つであります。開導聖人の弟子である日聞上人と共に「左右の腕」として子どもの時から仕込まれた最上足の御一人、日隨上人(野原弁了1854年〜1920年)は、自ら多額の私財を投じて開導聖人の御遷化の翌年に当たる明治24年、当時の有力な御信者8名と共に、他宗の手に渡っていた生家を買戻され、御遺跡として保存に努められました。よって当寺院では日隨上人を開基と仰いでいる次第であります。誕生寺の「寺院ガイド」ページはこちら >> 

本山宥清寺

 当山は、本門佛立宗の信仰の中心である本山・根本道場です。昭和6年(1931)現在地に新築移転、大本堂、伽藍は当時の名工・三上吉兵衛によるもので、昭和の名建築と称されています。大晦日から年を越して元旦にかけて、本堂内の夜の静寂(しじま)の中に宗門の総導師が打ち鳴らされる除夜法会、元旦会の磬(けい)の音には、新たな年を迎えようとする参詣者の胸を強く打つものがあります。さらに、元日の朝9時から元旦参詣がはじまり、近畿一円はもとより遠く本山を目指して参詣される佛立信徒のバスや車が列をなし、二日、三日にかけても本山御宝前を慕う参詣者のすがたは後を絶ちません。世界人類の福祉と平和、その礎(いしずえ)となる宗門の繁栄、信徒一同の諸願成就を願って発せられ、一年の信行生活の指針ともなる講有上人の「年頭のお言葉」も、この元旦参詣の中で、親しく聴聞させていただくことができます。開導聖人ご生誕200年をひかえ、その開導聖人の息遣いが今に感ぜられる本山で新しい年を迎えることの意義は人生にとってはかり知れないものがあるはず。小さなお子さまにも一緒にこの空気を味あわせてあげてください。家族ぐるみで、大切なお方と、お友達や、お知り合い、ご縁のある方とともに、本山の土を踏んで功徳をいただきましょう。皆さまのご参詣をお待ちしています。本山宥清寺の「寺院ガイド」ページはこちら >> 
 元旦参詣は、古く明治の末ごろより「四箇道場参詣」とよびならわされてきました。開導聖人ご在世当時から道場であった宥清寺、大津佛立寺のほか、誕生寺、義天寺の四カ寺が道場として整えられるようになると、篤信のご信者方が、幕末の宗教改革者と謳われ文化人としても卓越しておられた開導聖人のありし日を偲び、お徳を慕い、一年の初めに、そのゆかりの深い聖跡に詣でて、宗門の永続繁栄と一年のご奉公成就、家内安全、諸願成就を祈って始められたのがこのお参詣です。
 
 今では四箇道場にくわえ、長松寺、近年整えられた開導聖人ご霊地、開講聖地への参詣を含めて「元旦参詣」と称し、由緒寺院、由緒地へ参詣し、その祈りをいっそう強くしているところです。本山宥清寺はじめ、それぞれの寺院では元旦参詣の法要が営まれ、同信のご信者が「おもてなしの信心」であなたをお待ちしています。新年の挨拶を交わし、互いの無事息災を喜びあい、ご奉公の成就と多幸を祈りあう。お正月の目出度さだけではなく、あなたもきっと、信者どうしの温もりに包まれることでしょう。
 
 また、平成29年の開導聖人のご生誕200年をひかえた今、あなたのご参詣はいっそう功徳の大きいものになるでしょう。お子さま、お孫さま、ご家族が一同にそろって、また、お友達もお誘いして、家族が平和で豊かに暮らせるよう、世の中が落ち着いて、明るい未来の希望が持てるよう、本門佛立宗の聖地にお参りください。なお、このホームページをご覧の佛立宗のご信者でないあなたも、この寺院ガイドから近くの寺院をお探しいただき気軽にお訪ねください。お待ちしています。