2026年08月07日 【報告】令和8年 熊本地震に関する現地調査・被災状況・今後の支援策について(第2号) 日頃より当宗の活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。 当宗の災害対策室では、令和8年8月3日に熊本県内の被災寺院および周辺地域の現地調査を実施いたしました。また、8月5日には本部役員と九州各地の現地責任者によるリモート会議を開催し、被害状況の把握と今後の支援策について協議を行いました。 現状の被害状況および今後の支援方針について、以下の通りご報告いたします。 1. 現地調査および交通状況について(8月3日実施) 発災直後は、河川や用水路にかかる橋梁周辺で段差が発生し、各地で徐行による激しい交通渋滞が発生していました。しかし、調査当日(8月3日)時点では臨時復旧工事が進んでおり、大きな渋滞に巻き込まれることなく、八代市・宇土市・熊本市・合志市などの各拠点をスムーズに巡回・調査することができました。 2. 被害の概要および各拠点の状況 今回の地震による、僧侶・寺院関係者および信徒(関係者)の全員の無事が確認されております。 ■ 主な被害概要 建物被害: 各寺院の施設(屋根瓦、外壁、住居部分等)に一部損傷が確認されました。 関係者の被害: 住宅の全壊・半壊、一部損壊、および断水・停電などのライフライン被害が発生しています。 ライフライン: 特に八代地区において断水が続いており、重点的な支援を継続しています。 ■ 各地域の状況一覧 拠点・地域 施設の状況 関係者(信徒等)の状況 現在の対応状況 長薫寺(熊本市) 住居部分のひび割れ、施設のタイル剥離・水漏れ 住宅損傷、避難、負傷等を確認 一部復旧済・一部継続対応中 長薫寺 西部別院(熊本市) 屋根瓦の一部破損 人的被害なし ブルーシート設置完了 八代寺(八代市) 施設は概ね復旧 住宅全壊・断水被害あり 簡易シャワー設置済(断水継続中) 信薫寺(宇土市) 屋根瓦の一部破損 一部住宅被害あり 概ね復旧完了 清薫寺(合志市) 室内散乱のみ 被害報告なし 復旧完了 立薫寺 軽微な被害 被害報告なし 復旧完了 宗正寺 玄関外壁の一部落下 被害報告なし 未復旧(順次対応予定) 不輕寺 鹿児島別院 施設被害なし 一部住宅被害等あり 状況を継続確認中 3. 今後の支援活動と対応方針 (1) 断水地域等への生活支援・ボランティア派遣 8月3日~6日にかけて、九州エリアの有志ボランティア隊が現地に入り、支援活動を実施しました。長引く断水に苦しむ八代地区(八代寺)には簡易シャワー設備を設置し、生活衛生面のサポートを行っています。 (2) 代表による現地お見舞い訪問 8月25日、当宗の代表(宗務総長)が被災地域の各寺院および被災されたご家庭を直接訪問し、お見舞いと励ましの活動を行います。 (3) 資金支援・救援金の支給 施設修繕支援お見舞金: 被災した各拠点の復旧・修繕費用として、災害対策特別会計より支援金を支給します。 現地活動資金の支給: 迅速な現地支援を行うため、活動資金を現地対策本部に交付しました。 支援金募金の実施: 現在、全国の宗内より募っている支援募金についても、現地の必要に応じて順次配分・活用してまいります。 (4) 物資・人員支援の継続 今後も現地の担当部署と緊密に連携を取り、必要とされる救援物資やボランティア人員の派遣を柔軟に調整・実施してまいります。 災害対策室では、今後も現地との連携を密に保ちながら、一日も早い復旧・復興に向けて全力を尽くしてまいります。 被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、皆様の温かいご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
1. 現地調査および交通状況について(8月3日実施)
2. 被害の概要および各拠点の状況
■ 主な被害概要
■ 各地域の状況一覧
3. 今後の支援活動と対応方針
(1) 断水地域等への生活支援・ボランティア派遣
(2) 代表による現地お見舞い訪問
(3) 資金支援・救援金の支給
(4) 物資・人員支援の継続