ほんもんぶつりゅうしゅう
2019年07月24日
つづれおり新聞 「よろこびおすそわけ!」南九州布教区編 Vol1

浦田泰幸 (宗正寺)

当山に於いては、近年ご信者の高齢化が進み、教化、法灯相続に対しての気持ちが薄れてきているように感じられます。まずは、個々のご信者が信心を改良する事から始めなければならないと思います。

 そのためには、いつも新たな気持ちで御題目口唱に励むことが大切であり、何事にもありがたいと思う素直な気持ちでご奉公を勧めさせて頂き、お助行等を実行し、一緒に御題目口唱の姿を家族、子、孫に見せることで、法灯相続の糸を繋げていかなければならないと思います。

 山内御導師より、功徳をいただけるように、自宅での御題目口唱はもちろんの事ですが、お寺での御題目口唱の功徳が大きいことをお話しいただきました。お寺参詣を勧めなければならないと痛感いたしました。

さらにヨコ糸を繋ぐためには、勇気を持って、友人、知人にお寺参詣での御利益を話すことで、種まきをし、教化への一歩に繋げていきたい。

三年後にお迎えする、高祖日蓮大士ご降誕八〇〇年慶讃ご奉公、誓願達成に向けて、ご信者全員が一丸となり日々無駄にする事が無いようにご奉公に励ませていただきます。

第十支庁 南九州布教区 宗正寺 浦田泰幸