2024-08-01 00:00
令和6年8月 誌上法門
住職 日堅
御教歌
物しりて法ひろめんとおもふなよ 御利益見ねば 人は信ぜず
凡夫がどれほど知識を蓄えたとしても、所詮佛様には遠く及ぶものではありません。それよりもお互いは、信心の基本である信行体験を積み重ね、ひたすら口唱に励み御利益を顕し、御法の真実を実感することが肝心と仰せの御教歌です。
◆物識りぶった信心◆
改めて問うならば、あなたは本門佛立宗のことをどれだけ知っていますか?ということです。「知っていますよ」といいながら、スマホやネットで検索したことだけで知ったつもりになって、お参詣もせず、御法門聴聞も御看経もしないでご信心のありがたさを理解することは難しいでしょう。だからこそ凡夫考えを捨てて御法のみ教えに素直に従うことが大事なのです。決して「理屈で信心」をしてはいけません。なぜならば理屈で信心をしていると次第に信伏随従の思いが無くなり、しまいにはお敬いの心も無くなってしまうからです。
佛立開導日扇聖人御指南
信心宗也。物しり宗に非る也。学者経力を知らず却て霊験談をかろんず。故に弘化なし。御利益は信心より蒙るもの也。信心は折伏でなければ起らず。更に物しりにて弘まるにはあらざる也。
と仰せです。
ご弘通の神髄は現証御利益を顕すことにあります。それは自分自身だけでなく、人様に当宗の信心をお勧めするときにも御利益感得という事実が決め手となるのです。
■法灯相続ができない人。
法灯相続しない人
■朝参詣、お給仕、ご奉公のよろこびはありますか?
■「熱烈口唱隊」はスゴイ!
◆がむしゃらな信心◆
①スポーツ選手=技術・体力があっても、闘争心がなければダメ。
②真実の信者=たとえ御法が真実であっても、唱え貫く根性が必要。「なにがなんでも御看経(口唱)で御利益頂くぞ!」
③わずかな謗法も見逃さない用心深さ(こだわりをもつ)
④御利益頂くまであきらめない
故にご信心の醍醐味は、我が信行の結果として御利益を頂戴できることです。そのためには、まず私たち自身が凡夫考えを捨てて、真実の御法を素直に信じ行ずることが肝心と仰せの御教歌です。
合 掌