ほんもんぶつりゅうしゅう

岡山 妙現寺


2021-11-11 17:00

松風寺高祖会への団参 御法門が厳しく そして恥ずかしく…

 10月31日、予定は1年延長されましたが、無事、松山松風寺様へ随伴参詣させて頂きました。
 今年の高祖会はコロナ対策もあり、前日土曜日からの合計五座お勤めになり、私達は最終の五座目にお参詣。少しゆっくり目にマイクロバスにて妙現寺を合計18名で出発いたしました。途中の四国の山々も紅葉が進み大変きれいでした。
 松風寺は道後温泉と目の鼻の先に位置し、こんな街中にお寺があるんだなと思わせる絶好の立地。駐車場も広いですし境内の緑もきれい。各所に細やかな気遣いが感じられる大変気持ちの良いお寺です。特に納骨堂は圧巻。全面ガラスを用いた納骨棚は一瞬ぞっとする様な感覚もありながら、ある意味何となく安らぎも感じされられる不思議な空間でした。
 四座・五座とお勤めになられた山内御導師から、松風寺三世・日崇上人三十七回忌にあたり、この地に松風寺の基礎を築かれた上人へのご弘通のお力、そして尊敬の想いをお話頂いたあと、御法門が始まりました。
 御法門ではご教歌に「聞いた通り するが信心 我が思ふ 様にするのは 信心でなし」と頂き、宗綱第十三条にある「善聴」の意味をご説明され、御法門聴聞の大切さと、聴聞しなければそれは自己流の信心になってしまいますよと、お諭し頂きます。御法門だけではなく、教え・ご指導を素直に実践できる方と、我流・我見、時に反発が入り、なかなか実践できない方との間には、雲泥の差が出るものだよとお話しされ、それを実際に実践されておられる佛立アンバサダーのスリランカ・ディリーパ良潤師のお話しへと移っていきます。
 以前作成させて頂いた妙現寺clubの話が出た時には一瞬ゾッとしましたが、僅か得度十二、三年で、しかも外国の方。日本人でも分からない様な微妙な表現で日本語をお話しされ、何よりもご信心への思いが尋常ではない、言わば小手先ではなく、迷いの無い澄みきった目で心を開かれるお方である事に驚かされました。しかしご信心の筋はひたすら通される強い信念もお持ち。そんなディリーパ良潤師から、日本の佛立宗へ一言をお願いした事について、山内御導師からご披露頂きます。
 御法門は是非実際の映像と御導師のお言葉から拝聴頂きたく思うのですが、強烈なお折伏を頂きます。ある意味恥ずかしくなってくるくらいに・・・。
 急に御法門を録画させて頂く事になり、準備が出来ておりませんでしたので大変失礼な画角にはなっておりますが、しかし心に突き刺さる御法門。
 こちら↓↓↓からご覧下さいませ。
 【御法門はこちらをクリック】
 
 帰りのバスの中で事務局長安藤氏より皆様にご挨拶頂いたのですが、その際にもこの御法門に触れられ、皆様への激励を頂きました。
 今年最後の他寺参詣でしたが、大変有意義なお参りだったなと思います。いつも優しくお声をかけて下さる吉田日祥上人、日景御導師にも深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。
妙現寺 弘通部 岡田