2022-02-05 16:50
九州から全国へ。佛立宗の若者が百ヶ寺を訪ね歩く。ご信者目線で応援を!
「ありがとうございます。永石朗之さんが、全国100ヶ寺を参詣する旅をしているのをご存じですか?」
一応の連絡先を交換し、当日は次にまた別の寺院へのお参りがあるとの事で、慌ただしくお別れをしましたが、彼の書かれてきた(現在進行形)のInstagramやnote(ブログ)を拝見しましたところ、長い間に渡る心の病との戦いと、昨年からの社会人生活で、随分と悩み苦しみ、今がある様子を知る事が出来ました。
凄い行動力である事は言うまでもありませんが、永石さんは出来る範囲でご自身の事を表に出されています。ブログでも毎日の様に新しい気付き、これまでの反省、これからの目標と抱負などを語られています。そういった事から、至る所でお教務様を始め、ご信者の皆様からもお折伏を受けておられる様子が伺えます。お折伏とは、怒られるという意味ではありません。こういった考えもあるのでは?と問題提起される事に近いと思います。そしてその日のブログで最後に行きつくところが「改良」。私達が最も重要視している信心改良・自身の改良です。
私達はご信心・ご奉公に気張ろうと決意する事はありますが、でもいざ始めていくと、とにかく壁にぶち当たります。時にはアドバイスすら障害になり、先に進めない事も日常茶飯事に起こります。そこを押してさらに前へ一歩。これがご奉公の醍醐味ではありますが、そこには次の壁が。社会からはなかなか教わる事が出来ない、もがいて、もがいて、前に進む事を、ご奉公から体得できます。しかしここには自分自身と向き合うという、孤独との戦いがあります。
社会との接点を重視しながらも、ご信心にひたすら頼る永石さんのお姿に、ご信者として皆様も何かを感じ、明日からのご奉公にお気張り頂けますことを願っております。
岡山妙現寺 岡田