妙福寺

先週の日曜日、午前中の住職御講では孝さんが少年時代に聞いたお祖父さんとおばあさんの伝説的な体験談をお話ししてくださいました。家が土砂崩れで崖から落ちそうになっている時に御宝前を守らないと！と思って向かおうとした時にお祖母さんの目の前に扇のようなものが見えて一瞬立ち止まったところ、直後に崖の下に家の半分が落ちてしまったんだとか。

もちろん御宝前も落ちてしまいましたが、お祖母さんの命は助かり、御宝前がお守りくださったんだと、、、でも御宝前が木っ端微塵、、、と思いきやお戒壇は粉々になってしまいましたが、御本尊とお祖師様はほぼ無傷でお戻りになったんです。

あらためて御本尊を拝見すると、、、昭和5年に日華上人がお認めになっておられ、今年で95年を迎えたと。

少年時代に聞いたお伽話のような、体験談を振り返ってお話ししてくださいました。

孝さんのお祖母さんは八幡組を草創された強信者さんでもあり、貴重なお話し、ありがたかったです。（写真は旧八幡組の御講席）

そして午後は進学の御礼御講。今年大学進学が決まった青年会の子が自宅で願主となって御講をいただかれました。

僕の代になってこうした住職請待の御礼御講ははじめてのことで、緊張しましたが嬉しい御講奉修となりました。

家族や青年会仲間、有縁の皆さんが集まってのお参詣。ちょっと厳しい御教歌をいただきましたが、本人や妹さんにもタイミングのあったお話しだったようでよかったです。苦しい中で努力を重ねる先に見える世界がある。苦しい受験を精一杯頑張ってきたことがこれからの力になります。夢に向かって頑張ってくださいね。心から応援しています。

親御さんとの話で、受験や私生活でもいろんなことがあって、それでも乗り越えて来れたのは「ご信心がある」「御法様が見守ってくださっている」と思えたから。だから、何かの形でお礼がしたいと思っていたところに「御礼御講」のことを聞いて「とらせていただこう」と思ったと教えてくださいました。

人生の節目に御礼御講！オススメです♪

進学、就職、退職、結婚や出産、病気全快など節目に御講、心の節目、人生の分岐点になること間違いなし！自分の喜びを仏様に伝えるだけでなく、その喜びが誰かの幸せにつながるように願って勤めるの御講だと捉えています。

進学の御講、夢に向かっての大切な節目。それが誰かの幸せにつながっていくことを願っています。

本当におめでとう！これからも頑張りましょう！