2025-05-19 18:22

リンス大宣寺門祖会





























晴天のもと、リンス大宣寺門会が晴れやかに奉修されました。
気温が高くても湿気がなく風が爽やかな分、かなり過ごしやすい一日でした。お寺に入るとシェラスコを焼く匂いが漂っているのはブラジルならではです。


少し早めに到着したので本堂で口唱会さながらのお題目口唱。

17年前、100周年の準備ご奉公でお参詣した時、お給仕前の早朝、暗い時間に一人でお看経をしていていて言葉では表すことができない感動がありました。

ちょっとスピリチャル的な感じに受け止められるかもしれませんが、御本尊の中に宇宙を感じて、というか宇宙が見えたようで、その中に溶け込んでいくような感覚で涙が止まりませんでした。今回、大勢のご信者方とお題目をお唱えしていて、そのことを思い出しました。


御法門の前には、前弘通局長・山内日得御導師からご挨拶があり、どのお寺も現証ご利益をいただかれて、その随喜でご弘通ご奉公ができている。これが佛立の原点、とお話をされ、背筋がピンと伸びるような気持ちになりました。


また講有上人の提案で、急きょ大宣寺の功労者のご信者さんに表彰と色紙が贈呈され、そのご奉公にみんなで随喜させていただきました。


講有上人の御法門では、


つひにまだ しらぬみやこの 道しるべ
誰故得しと 人思う覧


という御教歌をいただかれ、日蓮聖人、日隆聖人、日扇聖人の三祖の教え、そしてブラジルで上行所伝のお題目を伝えられた日水上人のご苦労と現証ご利益で様々な人を救ってこられた菩薩行のご奉公を忘れず、さらなる新行菩薩行に励むようお教えいただきました。


御法門では、日水上人がブラジルで直面されたご苦労も紹介され、実弟との死に別れ、愛妻との生き別れという大変な悲劇に心折れそうになられながらも、お題目口唱に明け暮れ、一人孤独なブラジルでのご弘通ご奉公を再決心されたことお話などに胸が熱くなりました。


今回は日水上人の奉賛歌の歌詞が配られました。ポルトガル語と日本語の対訳、カタカナのを振ったもの。この奉賛歌に日水上人が入植されてからのご苦労にご苦労を重ねた上のご弘通ご奉公をお偲びすることができます。


ご供養場は前日と同じ場所で手作りのご供養をいただきました。日本から参詣した私たちのためにお豆腐やおまんじゅうまでも手作りしてくださっていました。きっと昨日私たちが帰った後に作ってくださっていたんだと思います。


お給仕係は青年会が心を込めてお給仕してくださり、ご供養場でも青年会が連日ご奉公してくださっていた姿が印象的でした。


リンスは大きな街ではなく、ほとんどのご信者方が遠方からのお参詣。局長は100キロ先の町から毎週通っておられるんですから本当に頭が下がります。


そして今回は、本山宥清寺の山本博一さんがなんと日水上人奉賛歌をポルトガル語でギター演奏してくださいました。これは現地のご信者さんも盛り上がり、最高の交流になりました!


ご住職の高崎お導師、そして奥様、ご信者方の笑顔に見送られてリンスを後にしました。


サンパウロ市まで5時間半、そして今日はカンピーナス蓮徳寺、再びサンパウロ市に戻って常照教会にお参詣させていただきます。