2025-05-22 19:11

リベルダデ日本人移民資料館を訪問

























5月21日、予定より少し遅れてホテルから徒歩で「リベルダデ日本人移民資料館」へ。

日本人移民の歴史や暮らし、持参された品々が丁寧に展示されていて、想像を超える学びと感動がありました。


中でも印象的だったのは、初の移民を実現させた水野龍氏の紹介や、笠戸丸の大きな模型。実際に移民の住まいを再現した模型には、質素な部屋に仏壇や神棚があり、信仰が人々の心の支えとなっていたことが伝わってきました。


後半のビデオでは、移民直後の暮らし、戦中・戦後の混乱、勝ち組・負け組の対立など、日系社会の苦難の歴史がリアルに描かれていました。祖国からの情報が遮断される中で、日水上人の元に届いた梶本日颯上人からの手紙は、離れていてもご信心ご弘通でつながる力を感じさせるものでした。


戦況が厳しくなる中でも、1936年(昭和11)松原米次氏の所有するユニオン植民地の一角に親会場を建立、1952年(昭和27)リンス大宣寺でお祖師様のご尊像をお迎えするご遷座式を挙行。さらに1940年代から60年代にかけて7つの寺院が建立されていった歴史に胸が熱くなります。

病気平癒、雨乞い、蛇除け──どんな願いにも耳を傾け、お題目の祈りで救いを届けてこられた日水上人のお姿は、まさに信心の力、菩薩行の体現でした。


個人的には、展示や映像に使われていた音響システムも興味深く、学びの多い時間となりました。


静かな資料館の中で、熱く脈打つ信仰と歴史を感じるひととき。忘れられない体験となりました。