ほんもんぶつりゅうしゅう

清流寺 オーストラリア教区


2025-09-10 09:25

初めての清流寺お参詣

ありがとうございます。バーズリーゆかりです。
2024年12月15日、家族4人でブリスベンから羽田空港へ、6か月の移住の旅に出発しました。羽田に着いたら、まずはお寺参詣から――日本での暮らしをそうして始めようと決めていました。
その思いに応えるように、長谷川御住職のお計らいで、久しぶりにお寺を訪れる機会をいただきました。今回の移住には、私自身が生まれ育った兵庫県への帰郷という大きな目的もあります。
コロナ明けの昨年は、仕事の都合で慌ただしく一時帰国し、家族と過ごせたのはわずか1週間のみ。しかもその時、出発前日に父が緊急入院したと母から連絡があり、直後に手術を受けることになりました。幸い、二人の子どもたちも手術前に父に会うことができ、結果として貴重な時間となったものの、滞在中はどこか落ち着かず、心に残るものがありました。
だからこそ今回は、家族そろって父母とゆっくり過ごし、日本で悔いのない時間を持ちたいという強い思いがありました。その気持ちを後押ししてくれたのが、夫の一言です。
「ご両親にも、子どもたちにも、そして君自身にも、たくさん悔いのない思い出を作ってあげたらいいよ」
その言葉が、私にとって大きな転機になりました。
関西人である私は、普段「八王子」といえばテレビなどで“いじられキャラ”的に取り上げられる姿を目にすることが多く、どんなところだろう?と少し興味を持っていました。ところが実際に訪れてみると、その印象はまったく覆されます。街の中心には立派なお寺があり、その存在感に圧倒されました。
夜遅くに到着した私たちを、長谷川御住職が温かく迎えてくださり、お寺での宿泊体験までご用意くださいました。大奥様のゆりこ様もご一緒くださり、心のこもったおもてなしに深く感謝しています。
そして翌日、初めて本堂に足を踏み入れた瞬間のことは、今でも忘れられません。YouTubeで拝見していたご宝前の光景が、そのまま目の前に広がっていて――あぁ、本当に同じなんだと、胸がいっぱいになりました。
ただ、私たちをこれまで支えてくださった信応師が、もうこのお寺にはおられないことに、寂しさを感じずにはいられませんでした。日本に到着して最初に訪れた場所が清流寺だったという事実は、私にとって特別な意味を持っています。厳しい寒さの中、こうしてお参りができたことが、本当に嬉しかったです。
翌朝には、清流寺の朝参詣にも初めて参加させていただきました。亡き信応師の奥様・たかさんとご一緒にお参りできたことも、大変ありがたく、忘れがたい時間となりました。
その後、お寺の広大な敷地を案内していただき、婦人会の皆様と共に折り紙アートを体験。子どもたちも加わって、1つひとつの小さな折り紙が集まり、壮大な作品に仕上がっていく過程に触れることができました。
日本人ならではの繊細なアートの世界、そして一人ひとりの手仕事が大きなものを形づくっていく様子から、婦人会の皆様の真心が伝わってきました。また、その中で、信応師がどれほど皆様から愛され、頼りにされていたかを伺い、その喪失の悲しみを共に分かち合う時間ともなりました。
けれども最後には、「国を超えて、共に頑張っていきましょうね」とお誓いし合い、その温かさと力強さに胸が熱くなりました。
羽田に到着してから清流寺での朝参拝、そして婦人会の皆様との交流に至るまでの出来事は、私たち家族にとって、日本での新しい暮らしの最初に得た、かけがえのない思い出です。
御住職、ゆりこ様、信応師の奥様・たかさん、そして信者の皆様との出会いを通じて、私たちの移住の第一歩は、心から温かく迎えられました。このことに、深い感謝の気持ちでいっぱいです。
2025年7月にはブリスベンへ戻り、今は御宝前を中心とした新たな日々をスタートさせています。今後も、日本で経験したさまざまなことを、少しずつお伝えしていけたらと思っております。
こどもたちと初めてのお寺参詣 亡き信応師の奥様と 子どもたちも早朝にも関わらず頑張りました
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週末にも関わらず大奥様の素敵で美味しいご供養に感動
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Youtubeで拝見していた、「生」清流寺
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