ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-04-28 09:25

令和3年 門祖会

春の暖かな日差しのもと、令和3年の法深寺門祖会が奉修されました。
この度のお会式は当山お導師がお勤めの寺内奉修となりました。
 
思い返せば昨年は新型コロナウイルスが流行り始め、明確な対処法がわからずワクチンも出回る以前であったため、リスクを避けるべく4月の門祖会を7月の開導会と併修するといった未だかつてなかったお会式となりました。
その点今回は、コロナ禍となり一年が経過し、三密防止やマスクの着用、手指の消毒の徹底など、様々な対策を講じ、皆さんが安全に、安心してお参詣されるようなお会式を描いてきました。
 
また、参詣場所を本堂のみとせず、清照会館を第二会場として設け、御本尊をお祀りし、本堂の映像を中継しながら、信仰師が正面でお看経をされるという2会場同時でのお看経させていただき、本堂内の密集を緩和することにも成功いたしました。コロナ禍が落ち着くまで、こうした2会場同時にお参詣が出来るような形態はお会式やお彼岸の度、しばらく継続させていただきます。お参詣の皆さまには引き続き分散参詣へのご協力よろしくお願いいたします。
 
お導師のご法門では、竹にはいくつも節があるからしなやかで丈夫に成長していくように、仏さまは法華経を説かれるまでにそれぞれ段階を分けて教えを説かれてきました。
そうして最後に説かれた法華経、その中でも本門八品のみ教え、上行所伝のお題目は究極の法で、末法の人々をお救い頂ける唯一の方法ですよとお教えいただきました。
 
御教歌
 色かへぬ 竹のみさをの ふしぶしは
    みのりのために あらはれにけり
 
また、式典では「新入学のお祝い」をしまして、この春新たに小学生・中学生・高校生・大学生に上がったお子さんたちのお祝いをお寺を挙げてさせていただきました!
新入学の皆さん、この度はまことにおめでとうございます!
 
▼門祖会の動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=ATp8HrYzO-I