2016-10-02 20:23
平成28年高祖会
今日は、私たちに南無妙法蓮華経の御題目を顕し伝えてくださった日蓮聖人の、報恩の大法要、高祖会(こうそえ)が奉修されました。
雨天が続いていた長野市ですが、朝方降っていた雨もあがり、久しぶりの青空のもと、横浜から奉修御導師の当山ご住職にお出ましいただけたとともに、大勢のご信者さんが参集することができました。
いつものように、お導師の言上の後、みんなで御題目を唱え、今回はその御題目を唱える途中に御法門を聴聞(法話を聞くこと)。若い方など、普段お寺にあまり来られない方もたくさん見えて、ご住職の、ご信心の喜びと想いに触れられていました。
御法門では、
「鴬も 烏も同じ 鳥なれど 声を待のと なくをにくむと」
という開導聖人の御教歌を引かれ、
うぐいすも、からすも、その命は等しく尊く、同じ鳥であるのに、人間からはその出す声、振る舞いによって一方は鳴くのを待たれ、一方はにくまれる。
ご信心も、御法さまに喜んでいただけるような、お誉めいただけるような仕方が大事。
み仏が教えられたところを正しくいただいて、素直正直に、苦しんでいる人のために御題目を唱えて、こつこつと功徳を積んで、現証のご利益をあらわす。
世のため人のためになるような、そんなご信心、お寺作りを、喜びをもって、みんなで、胸を張ってさせていただきましょう、とお話しくださいました。
知れば知る程、すればする程、大切に、そして誇りに思える佛立宗のご信心。気になった方、この日の御法門のことを詳しく知りたい方は、ぜひ一度お寺に足をお運びください。
また、法要中には、来年の開導聖人ご生誕200年に向けてこの数年間、みんなで目標と計画を立て取り組んできた、他の人にこの仏教のご信心修行をお勧めすること、そして私たちお寺の態勢や設備を整えることが、無事目標を達成できましたので、代表の安藤さんに、御宝前に無事達成の御礼を、喜びの内に言上していただきました。
最後になりましたが、準備や当日のあれやこれや、そして後片付けまで、ご奉公いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
※ご住職のブログこの日の記事も、あわせてどうぞ。