2018年2月事行山録 地球は生きている

 またまた「地球は生きて活動している」と思い知らされた火山噴火が起きました。地元は油断をしていたと言う訳ではなかったとは思いますが、死傷者が出て仕舞いました。草津温泉郷は有名な温泉の町で「賑やか温泉町に続いているゲレンデ」と言っても良い所でしたが、まさか噴火がおころうとは思いませんでした。思えば地球は生きていて、彼らは彼らなりに生きているのだと言う事を思い知らされましたが、死傷者が出たと言う事は火の山を軽く見てはいけないという思いを深めました。常に注意肝腎なのです。火山国日本では、忘れないうちに災害が色々やって来るのだという事を忘れてはいけないと勉強をさせて頂いたのですが、慣れたりなめたりすると今度の様な事があるのだと言う事も思い知らされたと言う噴火でした。油断大敵ですし、いつかは人間の住めない星になるのだと言う事を思い知らされました。
 宇宙や地球の生きた、またこれから生きる時間は人間の生きる時間には比べ物にはならない長さですが、人間の一生等は、はかないものだと思い知らされた訳です。「用心」と言っても長い時間の中で起こる事ですからいかんともしようがありません。唯与えられた時間をどの様に使うかと言う事だけです。他の星に逃げて行くと言っても夢物語で、人間を米粒程のものにしなければ叶う話ではないでしょう。そんなちっぽけな私達なのですが、地球上のあちこちでいがみ合っているのは本当の馬鹿らしい事だと思えますが、何ともなりません。
 「生あるものは滅す」と言う言葉がありますが、長生きをすると言っても結局死ぬ訳で、所詮はどうにもならない自然の猛威の前には「為すすべはなかった」と言うより仕方がないと感じます。人的被害はやはり出ています。正確な情報の収集がすみやかに出来なかった事も対応問題をよく考える必要がありましよう。
 今地球上には多くの人が住み、多様な文化や歴史を生み育て持ち、生きるものは愛情を育てつつ生きています。人間以外の生命体を入れて考えれば、とてつもない数の種が生きている訳ですが、これらの全ては地球という土台に生きています。そこがより所です。しかしそのより所は、昔の人達が思いもしない程、脆弱、気侭、非操縦性、そして有限的存在という実態を感じせしめられている現象多々です。ひるがえって、仏教の中でも大きな「変化」から逃れる事は出来ないと言う教えはありますが、この無常の実態は
大乗、小乗の範疇を問わないものです。永久の太陽系と言っても何時かは滅びてしまいます。
 その時は、地球上のすべてが滅びます。勿論その日迄には長い時間があるとされてはいますが、安心は出来ません、今度の様な事が何回も起これば、また大きな隕石でも沢山ぶつかれば長い時間を待つ迄もない事です。太陽系を脱出する事のできる科学技術が出来ない限りは、すべてが救われない話です。夢物語ではなく常に滅亡の悪夢は起きるかも知れない事を思う時、色々問題はあるにしても何時かは捨てる命を、我見を今捨てて、尊いものを尊くしていきたいものです。太陽系と言っても、地球といっても、大宇宙の中のチリの様な存在です。そんな中の自分の本質をもっと人間は見詰め直して行く事が大切で、そうすれば生き方も変わってくるしょうが、後はその時の絵を描くより仕方ないでしょう。この法界の事物は全てが生まれ育てられ、やがては死んで行くのです。例外は一人もありません。所詮山が爆発するのですから。

信厚寺管理者 [事行山録] 2018-02-18 09:10:00

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