ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-02-08 09:32

2月8日の「毎日ぶっきょう」

仏教といえば「仏様」ですが、その「仏様」って一体どこにいてるのか?具体的に人間という姿形を持っておられたのは、今から大体2500年ほど前です。その時、私達にもわかるように人間の姿で模範を示し、人間の言葉で教えを伝えました。ただ、それは私達人間に「教えを伝える」という目的のために取られた手段方法の1つ。つまり、人間の姿形が本来ではなく、仏様というのは「真理」「教え」と共にあるのです。

 

よって、仏様の教えを聞くということは、耳を通じて仏様をいただくということ。ブログで仏様の教えを読むということは、目や思考を通じて仏様をいただくということ。それらが全て心へとたどり着いて、私達の内側に眠っている《仏》を感化していきます。なので、仏教というのは決して「学問」ではなく、やはり「信仰」であってこそ本来のあり方。つまり、単なる知識・知恵の積み重ねではなく、仏様をいただくことが仏教そのものなのです。

 

お寺に足を運び、本堂に座り、御題目を唱え、その声を耳で聞き、教えに耳を傾ける。それは私達の全身、五感をフルに使って「仏様をいただく」ということです。心が落ち着く、心が安らぐ、心が洗われる、というのは、まさにその効果のあらわれです。そう思えば、お寺にお参りするのが最も効果的ですが、今やオンラインでもお参りできる時代。ライフスタイルやライフサイクルに合わせて、上手に使い分け、使いこなして欲しいと思います♪

 

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