ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-05-30 10:01

5月30日の隆宣寺日記

今、目の前に一輪の花が咲いているということは「種をまいた」という事実があった証拠です。それと同じで、今、目の前で起きている出来事は、必ず自分自身の《種まき》があったということです。
 
ただ、種をまいてから、芽が出て、茎が伸び、無数の葉が開き、小さなツボミが少しずつふくらみ、花開くその時まで、それなりの時間がかかるものです。天気や気温なんかにも左右されることもあります。これは人生における出来事も同じです。やったことが結果となって自分にかえってくるまでには、それなりの時間がかかるのです。
 
だからこそ、目の前で起きている出来事の原因が自分にあるとは思えない。それこそ、突然降って湧いたような出来事のように感じてしまうのです。でも、それは事実とは違っています。全ては「塵も積もれば山となる」ということです。今日に至るまでに積み重ねてきた、塵ほどの小さな自分の行い、発言が、全て《種まき》となって導き出された結果です。
 
そこに「種をまくぞ!」という意思は関係ありません。知らない間にウッカリ落としてしまった種であっても、環境が整っていれば、必ず種からは根が伸び、芽が出ます。私達の生き様も、その全てが《種まき》になっています。やったこと、やらなかったこと。言ったこと、言わなかったこと。思ったこと、思わなかったこと。その全てが私達の未来をつくっています。まず、この事実に気づくことが人生を変えるスタートライン!
 
 《昨日の出来事》
新しいレンズが届いてから、ずっと撮りたかったのが、息子が電車のオモチャで遊んでいるシーンです。「このレンズならいいのが撮れる!」と、ずっと思ってましたが、やはり想像通りでした(笑)これから先、興味関心は違うものに変わっていくでしょうが、どんな時も、これぐらいの眼差しで取り組んで欲しいと思います。
 
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