ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-02-22 10:53

2月22日の「毎日ぶっきょう」

3歳の子供でもわかってる事、知ってる事というのは、まさに人生における基本の「き」です。大人にしてみれば「わかっていて当たり前」「知っていて当たり前」ということになりますが、残念ながら「できていて当たり前」とは、あまりなっていないのが現実ではないでしょうか。たとえば「自分がされて嫌なことは、お友達にしたらダメだよ!」なんてことを教えている大人が、言われたことに言い返す、やられたことにやり返す、しかも「倍返しだ!」なんて言ってます(笑)これがドラマのセリフであるうちは笑っていられますが、それが現実のものになると全く笑えません。

 

ところが、そういう笑えない事が身の回りで起きていて、決して他人事とは言えないのが現実の社会です。そんな様子を見て育った子供たちは、一体どういう大人になっていくのでしょうか。もっと言えば、そんな様子を見て育った私たちは今、一体どういう大人になっているでしょうか。どんなに素晴らしい知恵や知識も、ただ感心するばかりで実行に移さなかったならば全くの役立たずです。実際に自分の思考が変わり、行動が変わり、一人の人間として成長していってこその「感心」だと言えます。もっと色んな事に感心できるように感度を高め、もっと実行していけるようにフットワークを軽くしよう!

 

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