ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-06-22 13:39

6月22日の隆宣寺日記

諺に「千里の道も一歩から」とあります。ちなみに、千里は4000キロです。以前「母をたずねて三千里」という話がありましたが、12000キロだなんて本当に果てしない道のりです。でも、毎日コツコツと歩み続ければ必ずゴールにたどり着けます。だからこそ、初めの第一歩がとても大切で、とても価値があるのです。

 

ただ、その道のりには、いくつもの障害物があるものです。今回の新型コロナも厄介な障害物の1つです。でも、私達の歩みを止める最大の敵、邪魔者は自分自身の心「こんなの無理だ」「あまりにも遠すぎる」「ゴールになんてたどり着けない!」そういう後ろ向きで、ネガティヴな心が私達の歩みにブレーキをかけます。

 

もちろん、そこには「足を止める自分」を正当化する。いかにも、もっともらしい理由がいくつも並びます。「足を止める自分」を叱咤激励する言葉は、なかなか自分の心の中からは出て来ないものですが、自分にとって都合の良い《理由》というのは一度考え出すと、いくらでも出て来てしまうのが私達人間の悲しい性(さが)です。

 

そんな自分に負けないのも、千里の道を踏破する秘訣です。ゆっくりでも、走ってでも、たとえ休みながらでも、ゴールを見失わないで、いつまでもゴールを目指し続ける。そうやって《負けん気》と《根気》を持って取り組めば、たどり着けないゴールはありません!

 
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