ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-09-22 15:35

9月22日の隆宣寺日記

人生には3つの坂がございましてぇ〜、上り坂、下り坂、そして「まさか」です…
 
誰が言い出したのか、わかりませんが、スピーチでよく引用される言葉の1つです。ただのダジャレのようにに聞こえますが、実に的を射ているので、どことなく含蓄があり、聞いた人も納得し、またどこかで引用されるのでしょう。恐らく、その「まさか」を経験している人も少なく無いはずです。
 
人生には色んな可能性があって、プラスの可能性を思い描くことは、前向きに生きていく、積極的に挑戦する上で大きなモチベーションとなります。一方で、人生にマイナスの可能性は付き物で、これを無くすことは難しいことです。ただ、事前に想定することで、マイナスを軽減させたり、未然に防ぐことが可能になります。
 
ということは、マイナスの可能性を思い描くことは、決してネガティブなことばかりではなく、むしろ、マイナスの可能性について何も想定しないのは、リスク管理としては甘さがあります。積極的に未来を思い描くからこそ、マイナス面も想定できている。色んな可能性を《想定内》にしておくことは、実に大切なことだと言えます。
 
ただ、それでも想定外のことは起きますし、想定内でも防ぎきれないこともあります。それが、人生の「まさか」であり、そこに人間のチカラ、自力の限界があるのです。その点について、どういう態度を取るか。仕方ないと諦めるか、運命だと受け入れるか、納得できず感情的になるか…
 
自力のみで選択肢を考えると、事後の対応しか思い描けません。しかし、ご信心という選択肢、見えないチカラに守っていただくという選択肢だと「まさか」が起きる前に、できること、やれることが色々と出てきます。人生に「まさか」は付き物だからこそ、ご信心の有る人生を送りましょう♪
 
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