ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-10-04 16:30

10月4日の隆宣寺日記

「筆舌に尽くし難い」
文章や言葉で十分に表現しきれない、物事の程度が甚だしいこと。言葉では到底表現しきれないほどの、ものすごいありさま。
 
《仏様の悟り》とは、まさにそういうものです。言葉では知り得ないし、習得することもできない。また、言葉では他の人に伝えることもできない。まさに、筆舌に尽くし難いのが《仏様の悟り》です。そこで仏様は「南無妙法蓮華経」という声、音の中に悟りの全てを納めることにしたのです。よって「南無妙法蓮華経」と唱えることによって、悟りの全てをいただくことができます。
 
そして、人に伝える場合も「南無妙法蓮華経」と唱えて、その声、その音で伝えるのが本来のあり方ですが、同時に、その声・音を表現するために「南無妙法蓮華経」と記したのであり、いわば「南無妙法蓮華経」というのは、単なる言葉ではないのです。筆舌に尽くし難いから「南無妙法蓮華経」に全てを納めたので、もはや「南無妙法蓮華経」そのものに意味を求めても仕方ありません。たとえ、そこに何かしらの意味を見出すことができたとしても、それによって何かしらの効果・成果・効能があらわれることは一切ありません。
 
全ては「南無妙法蓮華経」と声に出して唱えることによって、その意味も、その効果も、自然とあらわれるようになります。ぜひ「南無妙法蓮華経」と実際に唱えてみてください。必ず心と体に不思議な効果・効能を感じられるようになりますよ♪
 
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