ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-06-24 09:46

6月24日の隆宣寺日記

「うかうか」していると、得られるはずものが得られません。身につくはずのものが身につきません。いわば、パフォーマンスが悪くなります。限られた人生、限られた時間、限られたチャンス。「うかうか」しないで物事に取り組みたいものです。
 
実は「うかうか」には3つの意味があります。
①不注意なさま。心が緩んでるさま。
②しっかりした目的を持たずに、ぼんやり時を過ごすさま。
③気分が浮き立つさま。落ち着かない浮ついたさま。
どれか1つでも該当すれば、うかうかしたことになります。実は「うかうかしない」って奥が深いんです。
 
じゃあ「うかうかしない」ためには一体どうしたらいいのか。やはり1番大切なのは②の「うかうか」を未然に防ぐことです。つまり【しっかりと目的意識を持つ】【明確な目標を掲げる】ということ。①や③の「うかうか」は、その日の体調や状況によって、自分ではコントロールしきれない部分があります。しかし②の「うかうか」は目的を持つ、目標を掲げるという行動の問題です。ということは「できる・できない」の話ではなく「する・しない」の話。つまり、自分の手で解決できる「うかうか」だということです。そして【しっかりと目的意識を持つ】【明確な目標を掲げる】ことで、①や③の「うかうか」が防げるようにもなってきます。
 
なぜなら、目的や目標を自分の中でハッキリさせておかないと、①の「うかうか」である不注意や心の緩みが生じる一因となります。そんな状態では、やはりミスや怠慢が起きやすくなります。もちろん、そんな状態が続けば良い結果が残せる訳もなく、周りの人たちから叱られたり、クレームが入ったりするでしょう。そうすれば③の「うかうか」が引き起こされてしまいます。もちろん、単純に目的や目標を見失うことによって、漠然とした不安が生まれたり、モチベーションを無くすこともあります。これもまた③の「うかうか」を生み出す一因となります。
 
もちろん【しっかりと目的意識を持つ】【明確な目標を掲げる】ことで、全ての「うかうか」が防げる訳ではありませんが、少なくとも自分の手で《最大限の努力》はしておきたいものです。そうすれば「うかうか」してしまった時の後悔は必ず減らせます。何事も最高のパフォーマンスで取り組めるように「うかうかしない」準備を事前にしておきましょう! 
 
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