ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-10-12 12:23

10月12日の隆宣寺日記

人生は「今日」の連続、その積み重ねによって成り立っています。昨日のことを振り返られるのも、未来に思いを馳せることができるのも、今日の命があるおかげ、今日の命があればこそです。そう思うと、まずは今日の自分をしっかりと生きることが重要です。
 
一日は24時間、これは老若男女問わず、時代も問わず、万人共通です。時代によって生活環境は違うので、単純に比較はできないと思いますが、それでも、その時代、その時代を生きる人々がそれぞれ精一杯、命を燃やして、その日、その日を大切に、丁寧に、有意義に生きようとする姿勢が重要です。
 
そうすることで、命の価値、時間の価値は自然と高まっていきます。どんなに理想的な未来を描いてみても、それを実現するためには「今日」です。過去を振り返って、学んだことを、今後の糧にする、生かすのも「今日」です。なんと言ったって「今日」の過ごし方、命(時間)の使い方が人生の土台といえます。
 
仕事に勉強に家事、他にも色々と自分を高める命(時間)の使いかはあると思います。そんな中で、仏教は過去の自分を糧にして、未来に生かせる「今日」の生き方を教えます。過去の自分、その事実そのものは変えられませんが、その《価値》を変えることはできます。つまり、どんな過去を背負っていたとしても、必ず明るい未来に向かって生きていけるということ。
 
人生をリセットしたい、やり直したい、そんな風に思うことは少なくありません。そんな時には、ぜひ仏教です!お寺です!ここから変われる、変えていけることがあります。どんなことも命あればこそ、「今日」という時間があればこそです。その命を大切に持って、お寺にお参りください!それさえあれば何とかなります♪
 
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