ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-08-06 09:32

8月6日の隆宣寺日記

「覚悟を決める」

口で言うほど簡単なことではありませんが、口に出してチャレンジすることが始めの第一歩。そうすることで《覚悟》の質、中身の濃さ、深さ、奥行きが次第に深まっていきます。そうでなければ気づけないこともあり、そうでなければ覚悟できないこともあります。「覚悟を決める」とは、そういうものです。

 

たとえ、はじめは「口先の覚悟」であったとしても、なんとなく取り組んでいる人よりは、確実に覚悟ができています。その《覚悟》を何度も思い起こし、言葉にし、人にも語り、行動に移していく。《覚悟》の有る人と、無い人とでは、明らかに言動が違ってきます。そして、それは確実に結果・成果の違いとなってあらわれます。

 

人生の終わりに納得がいくか、いかないか。それは私達の《生き方》と大いに関係あります。この人生で「どんな結果・成果を得たか」も、確かに大切ですが、悔いの無い生き方、そういう取り組み方が出来たのなら、どんな結果・成果であっても、そこに意味を見出すことができます。そして、自分の人生そのものに納得がいくのです。

 

最後の最後で、自分に言い訳をするような、どこか妥協をするような形で、自分で自分を「納得させる」「言い聞かせる」ような人生の幕引きならないように。この命を生き抜くために、まずは覚悟を決めようじゃありませんか!

 

*7月20日〜8月19日までは「夏期参詣」の御法門です

☆朝参詣御法門(通信の不具合によりライブ配信できませんでした)
★夕看経御法門【ここをクリック】(YouTube)