ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-01-01 00:00

1月1日の「毎日ぶっきょう」

あけましておめでとうございます!

 

令和3年より「毎日ぶっきょう」と題して毎日の御法門をお届けします。思い返せば、昨年4月の緊急事態宣言をキッカケにして始まったのが「隆宣寺日記」で、自粛期間中に御法門とお寺の様子を毎日お届けしていました。そんな中、社会はコロナによってオンライン、リモートが一気に加速。そのため、お寺のロックダウンを解除した後も「隆宣寺日記」は継続して、仏様の教えを毎日お届けすることにしました。

 

ただ、お寺の日常を伝えるという《日記》の要素は無くなり「いつかタイトルを改めないとなぁ」と思っていたのですが、これと言ったキッカケもなく令和2年を終えました。そこで新年を迎えるという大きな節目で「毎日ぶっきょう」と改め、これからも末長く仏様の教えを毎日お届けすることにいたしました。今後とも、よろしくお願い申し上げます♪

 

さて、記念すべき第一回目は1月1日の御法門(法話)です。隆宣寺では正月の恒例となりつつある「5秒で仏教」を用いた御法門♪

今年の文言は「思いは願いに、願いを誓いに!」です!

 

皆さんの心の中には「あのようにできたらいいな」「こうなればいいのにな」という《思い》が少なからずあるはずです。でも、そうやって漠然と思っているだけでは、なかなかその通りにはなりません。やはり、その《思い》を実現させるためには「あのようにしたい!」とか「こうなるようにしたい!」という《願い》に高めていく必要があります。「あのようにできたらいいな」という受動的な姿勢から「あのようにしたい!」とう能動的な姿勢にステップアップさせるのです!

 

そして、更に続きがあります。それは《願い》を《誓い》にまで高めるということ。つまり「あのようにしたい!」ではなく「あのようにします!」、「こうなるようにしたい!」ではなく「こうなるようにする!」という宣言です。ここで重要なことは「誰に誓うのか?」という部分です。残念ながら「自分に誓う」というのは、あまり効果的ではありません。人は自分には甘く、自分の事となると諦めも早くなってしまいます。だからこそ、私達は仏様に対して「私はこうします!」と誓うのです。

 

そうやって仏様に誓うことで「思いも改まる」ということもありますが、それ以上に「願いが叶う日まで仏様に応援していただける」という大きな効果があります。もちろん、一回だけ誓って、それでお終いでは、そうはいきません。毎日毎日仏様に手を合わせて、毎日毎日仏様に誓い直す、誓い続ける、その積み重ねがあってこそ、私達の願いは達成されていくのです。是非、今年は仏様に誓ってみましょう!そして、自分の願いをバッチリ叶えましょう!皆さんのお参りを心より、お待ちしております♪

 

隆宣寺 住職・松本良光

 

 

 

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